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2022年10月5日水曜日

My Piano Life 2022 振り返り:まぁ順調 ♪ 今後練習する曲が問題?

急に涼しくなってきて、今年もあと 3ヶ月を切ったなぁ…と思い当たり、久しぶり(5ヶ月ぶり)に「年間目標の進捗チェック」をやることにした。




2022年のテーマは「基本に立ち返るGet Back to Basics で、目標としては次の三つ。

  1. ピアノの練習は基礎+自由
  2. 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強
  3. 音楽の基礎と楽典などの勉強

以下、簡単に状況を振り返ってみる。


1. ピアノの練習は基礎+自由

「基礎」の方は、ハノンの39番の「スケール」。1ヶ月に 2つの調(ハ長調とイ短調など)を毎日 10分ほど練習。曲をやる前の準備運動にもなっている感じ ♪

リズムパターンも色々やってみたが、今は「4連符」「8連符」「3連符-4連符」「4連符-3連符」のセットが気に入っている。

一つ一つの音をゆっくりきれいに響かせることから始めて、だんだんテンポを上げるというのを基本にしている。ほんの少しではあるが、速く弾けるようになっているかも知れない?




「自由」の方は、もともと以下のような候補を考えていた。

  1. 「鍵盤音楽史」に登場するピアノ曲を弾いてみる
  2. 音楽の基礎を勉強する中で出てくる教材?を弾く
  3. やりたい曲があればある程度仕上げる練習をする
  4. 「止まらずに弾く」練習をする
  5. いつでも弾ける「レパートリー」にトライする?

1. の鍵盤音楽史では《鍵盤音楽史:バッハ以前》《鍵盤音楽史:現代》の中でいくつか試し弾きをしてみた。

「現代」の方は楽譜がないので、YouTube の画面などで楽譜が表示されるものなどをいくつかやってみただけ…。今のところ、ミロシュ・マギンとアルヴォ・ペルトの 2曲。

4. の「止まらずに弾く」と 5. の「レパートリー」は、ほとんど出来てない。ただ、それぞれの曲を練習する中で「止まらずに弾く」は少しは意識している。言い訳…(^^;)? 


これまでに弾いた曲は以下。なぜか、バッハの平均律が多い…(^^;)。

[1] J.S.バッハ:平均律第1巻第24番フーガ 🌖〜1/19
[2] A.カベソン:騎士の歌によるディファレンシアス 🌘
[3] W.バード:女王のアルマン 🌖〜2/2
[4] G.ファーナビー:Giles Farnaby's Dreame 🌘
[5] J.P.スウェーリンク:トッカータ SwWV 284 🌘
[6] J.ブル:ファンタジア(Fitzwilliam 108)🌖〜2/28
[7] S.シャイト:ベルガマスク 🌘
[8] J.S.バッハ:平均律第1巻第23番プレリュード 🌕3/8〜3/31 B+
[9] J.S.バッハ:平均律第2巻第6番フーガ 🌕3/30〜
[10]フォーレ:フーガ イ短調 Op.84-3 🌕5/25〜6/9 B-
[11] J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914 🌕6/13〜8/12 B-
[12]ミロシュ・マギン:祖国への郷愁 🌘
[13]アルヴォ・ペルト:アリヌシュカの回復による変奏曲 🌘
[14]シマノフスキ:9つの前奏曲から Op.1-8 🌕8/17〜9/19 B+
[15] J.S.バッハ:平均律第2巻第9番フーガ 🌕9/23〜


月齢(月の満ち欠け)マークの意味は、練習するレベルを表していて、「🌘:試し弾き、🌗:試し弾き&研究、🌖:ある程度弾けるまで、🌕:仕上げる?練習」という感じ。


2. 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強

「鍵盤音楽史」の時代としては、ある程度知っている(はずの)「バロック、古典、ロマン、近現代」を除いてその前後、すなわち《鍵盤音楽史:バッハ以前》《鍵盤音楽史:現代》をやっている。

作曲家を年代順に調べて行って、主なピアノ作品を聴いて、その感想などを記事に書く…というスタイルで、《鍵盤音楽史:バッハ以前》の 22人については完了。

《鍵盤音楽史:現代》の方は、1900年以降に生まれた作曲家 51人を予定していたが、途中で 6人追加したので合計 57人になっている。残り 17人。

「現代」の方は本当に多彩な作曲家がいて、多様なピアノ曲があるので興味が尽きない。「現代音楽」的な嫌味?が感じられない作品も意外に多く面白い ♪

あと 12週とちょっとなので、毎週 1〜2人という今のペースを続ければ終わる予定。

ちなみに、かてぃん君がトーマス・アデスのピアノ協奏曲を日本初演する…という記事を読んだときには本当に嬉しかった ♪



3. 音楽の基礎と楽典などの勉強

「楽典」については、下記のサイトを中心に一通り読んだ。

✏️楽典.com(Takuya Shigeta)

「対位法」については、下記サイトの全20回の記事を読んだ。


ただ、フーガについての記述がほとんどなかったので、『対位法』(長谷川良夫)という本の、「フーガ」に関する部分だけざっと読んだ。

「和声法」については、下記サイトをざっと読んだ。

✏️和声読本(一ノ瀬武志 著)


今年の初めに、元音大生のカミさんが使った教科書を何冊か引っ張り出してきて、読もうかと思っていたが、結局「フーガ」の勉強にちょっと使っただけ…。


音楽の勉強に関しては、もうこの位でいいかな?…と思っている…(^^;)。


…ということで、思ったり順調に進んでいるのでまずは安心。このペースで年末まで Piano Life を楽しみたいと思う ♪

で、そろそろ来年のこともチラホラ頭をかすめたりもしているのだが、悩みの一つは最近「弾きたい曲」というのがあまりないこと。

もちろん、ピアノ曲の定番?みたいなもの(の中で私の好きな曲)という意味では、ベートーヴェンの後期ソナタとかディアベリとか、バッハのゴルトベルクとか、シューベルトのソナタとか…を弾いてみたい…というのはあるのだけれど…。

そういう曲は、私の実力では何ともならず…「鑑賞曲」として置いておくしかない…。現代ピアノ曲も弾いてみたいが、楽譜の問題があって難しい。曲も難しいものが多い。

…なので、このあとの練習曲を年末までに少し考えてみようか…と思っているところである。


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