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2022年12月26日月曜日

2022年 My Piano Life 振り返り:いちおう満足 ♪…かな?

今年のテーマは「基本に立ち返るGet Back to Basics ♪…ということで、スケールの練習を 1年間もかけて…(^^;)…やってみたり、楽典などの勉強もやってみた。

「鍵盤音楽史」はバッハ以前の 22人、現代(1900年生まれ以降)作曲家 57人を聴いて、なかなか面白かった ♪ とくに「現代」は時代が進んでいることを感じた。

ピアノの練習は、選曲も練習の仕方も「自由」にしたのだが、なぜかバッハが多い(4曲)…(^^;)。でも、鍵盤音楽史の中から数曲やって、ちょっと幅が広がったかも…。




今年の 3つの目標について、大まかに振り返ってみたい。


  1. ピアノの練習は基礎+自由
  2. 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強
  3. 音楽の基礎と楽典などの勉強

1. ピアノの練習は基礎+自由

「基礎」の部分では、「スケールの練習」(ハノンの39番)は予定通りできた。効果の程はよく分からないが、最初はなかなか弾けなかった(指がもつれていた)ものが、1ヶ月同じ「調」を練習するうちに弾けるようになったので、少しは効果があったのでは?…と思う。

「ドホナーニ」も候補に挙げていたが、そこまでやる余裕はなかった…(^^;)。


「自由」の部分は自由なので達成したかどうか?…という判断はできないが…。

いくつか候補(↓)を挙げた中で、「基礎に出てくる教材」「止まらずに弾く」「レパートリーにトライ」という部分は何もできなかった。鍵盤音楽史に登場するピアノ曲については、3曲をまともに練習してみた。加えて 6曲ほど試し弾きをした。

  1. 「鍵盤音楽史」に登場するピアノ曲を弾いてみる
  2. 音楽の基礎を勉強する中で出てくる教材?を弾く
  3. やりたい曲があればある程度仕上げる練習をする
  4. 「止まらずに弾く」練習をする
  5. いつでも弾ける「レパートリー」にトライする?

練習した曲をまとめておく。バッハが多い…(^^;)…が、それ以外の、バード、ブル、フォーレ、シマノフスキ、カプースチンは初めて練習した作曲家 ♪
  1. W.バード:女王のアルマン :1/1〜2/2
  2. J.ブル:ファンタジア(Fitzwilliam 108):2/3〜2/28
  3. J.S.バッハ:平均律第1巻第23番プレリュード :3/8〜3/31
  4. J.S.バッハ:平均律第2巻第6番フーガ :3/30〜5/20
  5. フォーレ:フーガ イ短調 Op.84-3  :5/25〜6/9
  6. J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914 :6/13〜8/12
  7. シマノフスキ:9つの前奏曲から Op.1-8  :8/17〜9/19
  8. J.S.バッハ:平均律第2巻第9番フーガ :9/23〜11/3
  9. カプースチン:ソナチネ Op.100  :11/4〜12/31

その他、下記の曲を試し弾き程度に弾いてみた。
  1. A.カベソン:騎士の歌によるディファレンシアス
  2. G.ファーナビー:Giles Farnaby's Dreame
  3. J.P.スウェーリンク:トッカータ SwWV284
  4. S.シャイト:ベルガマスク
  5. ミロシュ・マギン:祖国への郷愁
  6. アルヴォ・ペルト:アリヌシュカの回復による変奏曲


2. 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強

これまであまり馴染みのない「バッハ以前」と「現代」のピアノ作品と作曲家を探索した。

《鍵盤音楽史:バッハ以前》では、アントニオ・デ・カベソンからジャン=フィリップ・ラモーまでの 22人の作曲家。

《鍵盤音楽史:現代》では、1900年以降に生まれたアーロン・コープランドからブルーノ・マントヴァーニまでの 57人の作曲家。

「現代」の方は人数も多く、作品も多彩だったので、一度振り返って頭を整理したいと思っている。結局どの作曲家が一番お気に入りなのかさえ、すぐには答えられない…(^^;)。

まぁ、来年の宿題かも…。


「現代」の方では嬉しいことが二つあった。

一つは、藤田真央くんが14歳のときに三善晃のピアノソナタを録音していて、それが素晴らしい演奏だったのだ ♪



もう一つは、10月に角野隼斗(かてぃん)くんが、トーマス・アデスのピアノ協奏曲を日本初演したということ。残念ながら、演奏は聴けてないが評判は上々だったようだ。




3. 音楽の基礎と楽典などの勉強

ネットの教材を中心に、「楽典」「対位法」「和声」を一応勉強した。

…が、あまり身についたような気はしていない。もともと知っていることの大まかな「復習」にはなったと思うが、例えば対位法の難しいルール?とかは、読んでいるときは「そうなんだ…」と思っていても、後から思い出せることはほとんどない…(^^;)。

なので、記事もほとんど書いていない。



一応「読んだ」ネット教材を挙げておく。

✏️楽典.com(Takuya Shigeta)

✏️楽典 解説(Senzoku Online School)

✏️はじめての対位法(Bluarbo Entertainment)

✏️和声読本(一ノ瀬武志 著)


…ということで、2022年は「目標の達成」という点ではほぼ合格だと思う。とくに、鍵盤音楽史、とくに「現代」は我ながら頑張ったと思う ♪

ピアノの練習(上達)に関しては、まぁ普通に頑張れたとは思うが、上達したのかどうか?…は怪しい。ただ、これまで何度かやりかけて諦めていたカプースチンの「ソナチネ」が、弾けているとは言えないまでも「練習できた」ので、それはちょっと嬉しい ♪

ちなみに、カプースチンは通し練習まであと一息のところまでは来ていて、苦手だったジャズのリズムもある程度楽しく弾けるようになってきたので、仕上がり具合の低さとは関係なく、とても楽しく練習できている…(^^)♪

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