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2021年6月11日金曜日

▼ラモー「やさしい訴え」出だし順調 ♪ 80%くらいは暗譜した?

ラモーの「やさしい訴え」"Les Tendres Plaintes" を練習し始めて 1週間ほど。とりあえず、順調に進んでいる。

「28段階難易度」で「13」なので、それほど難しくないというのもあるが、心配していた装飾音符も練習すれば何とかなりそうな感触。暗譜も割とすんなりできている ♪




暗譜が割と進んでいる理由の一つは曲の構造にあると思う。この曲は "Rondeau"(ロンド)形式なので、繰り返しが多いのだ…(^^;)♪

大まかに言うと "A+B+A+C+A" という形になっていて、A 部分はまったく同じで、しかも、前半 8小節と後半 8小節も、伴奏がオクターブ違うだけでほとんど同じ…。

なので、あとは B と C を覚えるだけなので、その部分でちょっとだけ苦労はしているが、あと少しですべて暗譜できそうだ。


技術的にはやはり「装飾音符」が課題。元々「トリル」などが苦手な上に、装飾音符を入れるタイミングのとり方とか、微妙なテンポの変化(アゴーギク?)が分からない…。

楽譜を見ながらソコロフとかオラフソンの演奏を聴いて、研究中…というか耳で覚えようとしているが、聴きとるのもなかなか難しい。真似するのもラクじゃない…(^^;)。

いま一番苦労しているのはこの箇所(↓)。B 部分の途中に出てくる。




あとは、繰り返しや似たような部分が多いので、変化を付けたいのだが、それをどんな感じにするか?…というのも今後の研究課題になる。

2段鍵盤のハープシコードとかだと、鍵盤を変えることで変化を付けられるのだが、ピアノだと音色の違いを出す「技術」が必要になる。

プロの演奏を聴くときは、多彩な音色を持つピアニストの演奏を「いいなぁ〜♪」などと言って楽しんでいればいいのだが…。いざ、自分でやろうとすると、とりあえずは途方に暮れている…(^^;)。まぁ、試行錯誤あるのみ…かな?


今回は次の二つを目標にしているので、まずは弾けるようにして、暗譜して、色々と試行錯誤や練習をしたいと思っている。

  1. 装飾音符に対する苦手意識をなくす
  2. 美しい音の出し方を追求する

今年のピアノ練習の目標としては、10人の異なる作曲家の10曲をやることにしているので、6月中にはこの曲を終わりたい。6ヶ月で 5曲でちょうどいいペースになる ♪

それと、10曲中の少なくとも半分は、これまでに弾いたことのない作曲家の曲を選ぶことにもしている。ラモーは初めてなので、これで 3人目(リスト、メンデルスゾーン)。




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2 件のコメント:

  1. ぴあさん、お久しぶりです。今日の記事は三角じるし▼がないのでびっくりしました。ラモーは私今まで聞いたことなかったです。ぴあさんのブログのおかげでラモー存在を知りました。ありがとうございました。

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  2. Gari さん、こんにちは ♪
    三角じるし▼、付け忘れました! Gari さんに言われて初めて気が付きました…(^^;)。今、あわてて付けたところです。
    ラモーは、ちゃんと聴いたのは私も今回が初めてです。エリザベート王妃コンクールで務川くんが弾いた曲が美しかったので、弾いてみたいと思いました…(^^)♪ 弾くのももちろん初めて。いい感じなのですが、いい感じに弾くには装飾音符を絶妙なタイミングでいい感じに入れる必要があるのですが、これがなかなか…(^^;)。試行錯誤中です ♪

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