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2015年4月17日金曜日

ピアノ、止まらないで弾くために:持続力 ♪

ピアノ曲を1曲、最初から最後まで「止まらないで弾く」こと。2年ちょっと前に、ピアノ再挑戦を始めた時からの「夢」(ちょっと大げさか…)である。


これまでに何度も、あの手この手で「止まらない」ための練習方法を考えてきた。下の記事は、その悪戦苦闘・四苦八苦・七転八倒…の一部である。去年は、目標の一つにしていたこともあるが、我ながらよく頑張ったと思う。それでも、これといった解決策が見つからない…。

【止まらないで弾く:関連記事(2014年分)】








しかし、何とかしなくては!…ということで、少し前から始めたのが「持続力の強化」である。単純な方法だが、なんとなく効果がありそうなのでご紹介しておく。

やり方は、2つのことの組み合わせ(+1つのコツ?)である。
  1. 風呂の中での指の体操を持続力強化パターンにする
  2. 暗譜している、あまり難しくない曲を毎日1回だけ弾く


少し解説すると…

1. は私の得意な?「指の体操」(参考:《お薦め♪風呂での練習》)である。

いまだに、湯船に浸かるとほぼ反射的に指の体操をしている。これまでは、4・5の指を鍛えること(スムースに速く動くように)を中心にやっていた。のだが、それを「持続力」を意識したやり方に変えたのである。

例えば「4・5の繰り返し」や「5・4・3・2」でも何でもいいのだが、それを50回とか100回とか、続くのならそれ以上、延々と繰り返すのだ。それだけ!

それだけ、なのだが、これがなかなか続かない。そこで「+1つのコツ?」の登場である。もしかすると、こちらの方が重要かもしれない。


長く続けるためにはどうするか? そこでいくつかの工夫をしてみた。

①4回とか8回の繰り返しごとにわずかな「間」をとる、②そのときに脱力を意識してふっと手を浮かす、③さらに次の頭にアクセントをつける、④ディミヌエンド/クレッシェンドをつける、⑤適当な歌をつけながらやる(頭の中だけでも)、等。

これが意外と効果があって、100回連続も最近クリアすることができた ♪


もう一つの 2. は、1. の効果検証も兼ねて始めたのだが、わりといいんじゃないかと思っている。練習時間の関係もあって「1回だけ」ということにしているのだが、それによっていい緊張感で弾くことができる。

曲は、先月練習して暗譜しているバッハのフランス組曲第2番のアルマンド。前半・後半それぞれ繰り返しがあるのだが、なぜか2回目の方がミスが多い。緊張が緩むせいか、持続力不足か、その両方か?


もう少しミスが減ってきたら、以前に試みた「録音&ミス回数チェック」をやってみようと思っている。今度こそ、うまくいって、「夢」に近づくことができたらいいのだが…。



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