ヘンデルの「サラバンド」(↓)とショパンの「プレリュード第6番 ホ短調」を練習し始めてから約 2週間。この 1週間は暗譜を目標にしていたが、あと一歩届かず…というところ。
わりと易しい短い曲にも関わらず、2週間で暗譜できないというのはちょっとショック…かも知れない。そろそろ「歳のせい」を認めざるを得ないか…(^^;)?
「サラバンド」は、第1変奏と第2変奏も含めて後半部分、とくに終わり近くのところがなかなか覚えられない。反復練習の回数を増やすしかないか…。
ショパンの「プレリュード」の方は、難しいと思っていた箇所(例えば下の楽譜の最後の 2小節)も含めて、思ったよりは早く暗譜できている。ただ、まだ不安定…。
「プレリュード」は、メロディーラインを意識しながら練習している。
…が、ちょっと問題…かも知れないのは、今ひとつ「感情移入」みたいなことが出来ていないこと。自分が納得できる弾き方やデュナーミクを考えるためにも、曲のイメージを持つ必要があると思うのだが、それがはっきりしない。
年初にベートーヴェンのピアノソナタ「月光」の第1楽章を練習したときには、この「感情移入」がある程度できて、自分のイメージに近くなるような弾き方を模索できたのだが…。
それが今回はなぜか出来ていない。まぁ、「月光」とは曲も違うので、比較できるものではないかも知れないが…。
一つの理由は、曲が短すぎる…というのがあるかも知れない。「感情移入」をするヒマがない?そんな訳(理由)はないと思ったりもするが…(^^;)?
短い曲の中にも、いくつかの要素(フレーズ)がちゃんと組み立てられていて、曲の構成としては理解できているつもりなのだが…。
一つ思ったのは、この曲は「前奏曲」なので、何か(「本編」?)の「前置き」という位置付けと考えたほうがいいかも?…ということ。
なので、「本編」を感じさせる「余韻」を持たせて終わる…そんな作品なのかも?
あるいは、そもそも Op.28 という 24曲全体で一つの作品と考えるべきものなのかも知れない。それは、私の実力ではとうてい無理ではあるが…(^^;)。
基礎練習のアルペジオ(ハノン41番)「イ長調/嬰ヘ短調」は順調。
音楽鑑賞の方は、ヘンデルをたくさん聴いてきたので、《鍵盤音楽史》向けの記事を書いた。いろいろ勉強しながら書いていたら思わず長い記事になってしまった…(^^;)。
オルガン協奏曲やフーガなども聴いてみたが、結局のところ、ヘンデルの鍵盤音楽というのは「クラヴサン組曲」が中心になっているようだ。
これまでの記事も再掲(ご参考)。
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