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2022年7月12日火曜日

🎹E.ラウタヴァーラ 1928-2016 ピアノ作品の独特な響きがいい ♪

《鍵盤音楽史:現代》 19人目の作曲家は、エイノユハニ・ラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara, フィンランド, 1928-2016)。今世紀を代表する世界的な作曲家である。

ラウタヴァーラについては、6年前に亡くなった時に初めて知って、ピアノ作品を調べたり、簡単な曲を練習したりしている。好きな作曲家の一人である ♪




一昨日、ラウタヴァーラに関する昔のブログの記事をこちらに引っ越してきた。


下記の記事でいろんなことを書いているので、ご参考まで。


一応、簡単に整理しておくことにする。

エイノユハニ・ラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara)は 1928年、ヘルシンキ生まれ。1948〜1952年、シベリウス・アカデミーにてアーッレ・メリカントに師事。後に、シベリウスの勧めでニューヨークのジュリアード音楽院に移り、ヴィンセント・パーシケッティに師事。また、タングルウッド音楽センターにてセッションズとコープランドのレッスンも受けている。

1957〜1959年シベリウス・アカデミーにて短期の講師として働いた後、1959〜1961年ヘルシンキ・フィルハーモニックのアーキヴィストとして働いた。1965〜1966年に Käpylä Music Institute in Helsinkiの学長を務めた。1966〜1976年再びシベリウス・アカデミーにて講師、1976〜1990年作曲学の教授に就いた。

交響曲第7番「光の天使」は 1997年度のグラミー賞にノミネートされた。


ピアノ関連作品を年代順に並べてみた。 

  1. Three Symmetrical Preludes (1949–50)
  2. The Fiddlers「村の音楽師」 (1952)
  3. The Icons「イコン」 (1955)
  4. Seven Preludes (1956)
  5. Partita (1956–58)
  6. Six Études (1969)
  7. Sonata No. 1: Christus und die Fischer「キリストと漁夫」 (1969)
  8. Piano Concerto No. 1 (1969)
  9. Sonata No. 2: The Fire Sermon「火の説法」 (1970)
  10. Music for Upright Piano No. 1 (1976)
  11. Music for Upright Piano No. 2 (1976)
  12. Piano Concerto No. 2 (1989)
  13. Piano Concerto No. 3: Gift of Dreams (1998)
  14. Narcissus (2001)
  15. Passionale (2003)
  16. Fuoco (2007)
  17. Mirroring (2014)


YouTube の音源はかなり充実している。Laura Mikkola による演奏が多い。











ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」は委嘱・初演したアシュケナージの演奏。ちなみに、日本初演は 2000年10月19日で、アシュケナージがN響を弾き振りしている。


ピアノ作品以外では、今回初めて聴いた「チェロソナタ 第1番」が気に入った。


チェロは Tanja Tetzlaff、ピアノは Gunilla Süssmann という人。


主な参考記事は下記。



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