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2017年6月6日火曜日

ドビュッシー:ベルガマスク組曲〈プレリュード〉練習記録@2014年夏

昨日の記事で、以前練習したときのブログ記事を参考にする話を書いたが、ドビュッシーのベルガマスク組曲〈プレリュード〉を練習した2014年には [ピアノ練習履歴2017] のようなリンク集を作成していないので、この際、集めてみることにした。

苦労したぶん、記事の数だけは多いが…。


練習期間は 2014年 7月21日〜8月31日。下記がそのときの記事。











ざっと目を通した感じでは、難しい…頑張る…的な内容が多くて、いま読んでもあまり参考にはならない…。こんな感じ(↓)だったようだ。

①やっぱり難しい:「難所」を中心に弾きにくい箇所が多い
②右手と左手のすばやい交差ができない
③フレーズとフレーズがうまくつなげられない
④左手の早いアルペジオ(届かない箇所)のタイミング
⑤どう表現したらいいのか気持ちが定まらない?


この中で、①の全体的に難しいというのは今回も同じ。少し改善したかも?と思えるのは③と⑤くらいかな…。

②の左右の手の交差については、準備(予測)して、直前の打鍵のあと少し早めに鍵盤から手を離すこと、と書いてある。…ので、今回もそういう意識でやろうと思う。

④は、10度以上離れている「掴めない和音」(左手)をアルペジオで弾くときのタイミングのことだが、これは今回もうまく弾けていない。残念ながら「コツ」らしきものは書いていない。


一番参考になりそうなのは、8月22日の記事に書いた「脱力」の話。

弾くときの脱力というよりは、弾く前後やポジション移動するときの「弾いてないときの脱力」。とくに、私の場合、打鍵したあとに「鍵盤に固執する?」(鍵盤に手がくっついている)感じが強くて、キー離れが悪いというクセがある。

そのため、例えば弾き終わった和音の形で手が固まったり、次の音(とくに離れた場所)への移動が遅れたりする傾向があった。結果的に、軽快さ(アジリティ)が損なわれ、リズム感も悪くなり、早いテンポで弾けなくなっていると思われる。

これは、もう一度きちんとチェックして、少しは上達した感覚を味わいたいと思うのだが…。現時点では、まだそれ以前の「譜読み」に近い段階ではあるが…(^^;)。


こうしてみると、このブログの一番の読者は私自身かもしれない。過去の記事が、思ったより役に立つので、練習の記録やそのときに感じたり工夫したりしたことを書いておくことは意味があるようだ。

ただ、かなり記事の数が増えてきたので、探しやすくする工夫も必要かもしれない。



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