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2024年5月20日月曜日

Bach.KB.BWV1000 フーガ ト短調:ギターで聴き覚えのある、たぶん有名な曲 ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「その他の作品」から「リュート作品」の二つ目、「フーガ ト短調」BWV1000。

これは「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調」BWV1001 の第2楽章フーガをリュート用に編曲したものである。なぜか、とても聴き覚えのある曲だ ♪




チェンバロで聴いた覚えはないので、ギターで聴いたののかも知れない。

バッハは、このフーガをオルガン曲「前奏曲とフーガ ニ短調」BWV539 でも使っているが、このオルガン曲も、たぶん聴いたことはないはずだ。

…ということで、今日は色んな楽器での聴き比べということになる。

なお、リュート作品を「鍵盤音楽」として取り上げる理由やリュート・チェンバロについては前の記事(↓)を参照されたい。



まずは、リュート・チェンバロによる演奏。


米国のチェンバリスト Elizabeth Farr(エリザベス・ファー)という人の演奏だが、これがなかなかいい感じだ ♪ 元の CD はコレ(↓)。



収録曲は下記。

  1. BWV995
  2. BWV996
  3. BWV997
  4. BWV998
  5. BWV999
  6. BWV1000
  7. BWV1006a
  8. BWV964
  9. BWV990


リュートによる演奏では Andreas Martin という人の演奏が良かった ♪



Gvaneta Betaneli という人のギター演奏。やはり、ギターが一番耳に馴染んでいる感じ ♪



それから、オルガン曲「前奏曲とフーガ ニ短調」BWV539。短い前奏曲が付けられているが、これがよく合う ♪ 演奏は Reitze Smits という人。



原曲の「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調」BWV1001 をイツァーク・パールマン(Itzhak Perlman、イスラエル、1945年 - )の演奏で聴いた。なかなかいい ♪

♪ Itzhak Perlman Bach Violin Sonata No.1 BWV 1001.wmv


このヴァイオリンソナタ第1番の 4楽章すべてをピアノ曲に編曲したものを見つけた。編曲者は David Schulenberg という人、弾いているのは Daniël van der Hoeven という人。



『バッハの鍵盤音楽』 第16章「《クラヴィーア練習曲集 第2部》およびその他の作品」に含まれる作品。

  1. BWV971 協奏曲 ヘ長調(イタリア協奏曲)
  2. BWV831 序曲 ロ短調(フランス風序曲)

  3. BWV964 ソナタ ニ短調
  4. BWV968 アダージョ ト長調
  5. BWV995 組曲 ト短調
  6. BWV1000 フーガ ト短調
  7. BWV1006a 組曲 ホ長調
  8. BWV997 組曲 ハ短調
  9. BWV998 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調


出典:

📘『バッハの鍵盤音楽』(小学館、2001年、デイヴィッド・シューレンバーグ 著)



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《Bach.KB.BWV964 ソナタ ニ短調:リヒテル、テューレック ♪ 原曲のヴァイオリンソナタもいい ♪》


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