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2023年7月31日月曜日

▼パッサカリア BWV582:フーガ部分を先にやることにした…(^^;)

バッハの「パッサカリア(とフーガ)ハ短調 BWV 582」の練習を開始してから 3週間以上が過ぎた。

テーマと 20の変奏の練習途中で何となくフーガを弾いてみたくなり、ちょっと弾いてみたら面白かったので、この 1週間近くはフーガ(↓)の譜読みをやっている。




テーマと 20の変奏の方は、譜読みをほぼ終わって部分練習に入ったのだが、なかなか弾けそうもない変奏もかなりあって、ちょっと四苦八苦していた…。

…で、全体を仕上げるのは少し諦め気味になっていたところで、フーガを弾いてみたら、少なくとも途中まではこちらの方がまだ何とかなるような気がして…。ホントか…(^^;)?

それで、先にフーガを真面目にやってみようと思った次第。


「テーマと20の変奏」の方は、フーガがある程度弾けるようになったら、少なくとも最初の第1節(テーマと 5つの変奏)はある程度仕上げたいと(今は…)考えている。

あと、スケールとかアルペジオの練習のために、いくつかの変奏を取り出して集中的に部分練習してみる…というのもあるかな?…と思っている。

例えば、前回ちょっと触れた第11変奏。下の楽譜の 1段目がその最後のところ。ここは左手のスケールの練習にはちょうど良い感じだ ♪




下の楽譜の 1段目(第15変奏)もアルペジオの練習に使えそうだ。他にもいくつか、私の苦手とするパターン(変奏)があるので、練習曲としてこのあと使うかも知れない。




フーガの方は「四声の三重フーガ」ということで、パッサカリア部の主題に加えて、八分音符によるリズムパターン(第1対唱)と十六分音符の華やかな走句(第2対唱)から構成されている。(出典:Wikipedia

ただでさえ難しいフーガなのだが、それに加えてオルガン曲からの編曲ということで、オルガンの足鍵盤部分の低音を響かせながら、両手でのフーガを弾くという、(ピアノで弾くと)曲芸のようなところもあって(↓)、なかなか苦労しそうだ。




もうすぐ譜読みは終わるので、そのあと練習方針?をゆっくり考えることにしよう…(^^;)。


アルペジオの練習(ハノン41番)の「ロ長調/嬰ト短調」は今日で終わる予定だが、いまだに嬰ト短調の方はうまくいかない。

もちろん、最初よりは指が慣れてきてミスも減ってはきた。そういう意味では練習の成果はあると思うのだが、満足のいくレベルには達していない。


ネットでの音楽鑑賞では、ヴェルビエ音楽祭で Richard Dubugnon(リシャール・デュビュニョン、スイス、1968-)という作曲家を知って、調べていたら、そのピアノ協奏曲を 2016年に小川典子さんが初演したというので聴いてみた。

これが、なかなか面白い曲でちょっと気に入ってしまった ♪


リシャール・デュビュニョンも《鍵盤音楽史》に入れようかと考えているところだが、ピアノソロ曲はあまり作っていないようだ。コントラバス奏者でもあり、オペラに興味がある人らしいので、ピアノソロ曲にはそれほど関心がないのか…な?



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