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2023年7月25日火曜日

▼パッサカリア BWV582:20の変奏譜読み終盤、次々と難所が…

バッハの「パッサカリア(とフーガ)ハ短調 BWV 582」の練習を開始してから 2週間以上が過ぎた。テーマと 20の変奏までの譜読みをほぼ終わろうとしているが、かなり苦戦中。




この曲はオルガン曲を編曲したものなので、指が届かなかったり、手が足りなかったりするので、ペダルをうまく使うことが必要になるのだが、苦労しているのはそれ以前の問題で、弾けない箇所(=難所)が結構あるのだ…(^^;)。

まぁ、もともと「途中挫折」覚悟の上で弾けるところまで頑張ってみるか…という感じだったので、今の状況は「想定内」ではあるのだが…。

できれば、もう少し形にしたいと思う。


20の変奏を譜読みした段階で、一番の難所はたぶんここ(↓)。第12変奏で「4声」になる部分だ。第11・12変奏ではテーマがソプラノに移っている。

伴奏の 3つの声部がフーガみたいになっていて、とても弾けそうな気がしない…😥。

その前の第11変奏(下の楽譜の 1段目がその最後のところ)は、左手スケールの練習になるかも知れないが…(^^;)。




そして、第16変奏は「3段楽譜」になる。テーマはバスに戻っている。

ペダルは楽譜に書いてある通りに使うのだろうが、上 2段の、和声音を一つずつ残していく(押さえたままにしていく)フィンガーペダルみたいな弾き方はかなり苦しい。

まぁ、ペダルを踏んでいるのでゴマカシは効きそうだが…(^^;)。




上の楽譜の 1段目は第15変奏だが、これはアルペジオの練習になりそうだ。変奏曲が 20個もあるので、それぞれは練習曲としても使えるかも知れない。

でも、気に入っている曲なので、もう少しちゃんとした形にしたいとは思っている。

前回「弾けそうで弾けない」「ゆっくりなら何とかなりそう」と書いたが、後半は「弾けなさそうで弾けない」が増えてきた…(^^;)。ゆっくり(ある程度)きちんとやるしかないか?

そろそろ「フーガ」のところも弾いてみたい気持ちになりつつある ♪


アルペジオの練習(ハノン41番「ロ長調/嬰ト短調」)は、相変わらず嬰ト短調の方で苦戦中。少しは指が慣れてきたのだが、安定性という意味ではかなり怪しい…。

前の曲「トリオソナタ」のトリル部分の練習は、少しは進歩したと思う(思いたい)のだが、ちょっと疲れてきたので打ち切りとした。


体に悪そうな強烈な陽射しの日が続いているので、朝の散歩はお休み中…(^^;)。

その分、ネットでの音楽鑑賞時間が増えている ♪ このところ、トリフォノフ、ツォトネ・ゼジニゼ、アルゲリッチ…ととてもいい音楽・演奏を楽しませてもらっている。





それと、久しぶりに現代作曲家にも遭遇 ♪ チョ・ソンジンの演奏も久しぶりに聴いたが、以前の優等生的なところが少なくなってきていて、ちょっとお気に入り度が増したかも…(^^)♪




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