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2021年11月1日月曜日

Bach100: トリオ・ソナタ 第4番 BWV528 第2楽章はオラフソンがピアノで弾いている ♪

「J.S.Bachの作品100曲を聴く」《Bach100BWV🎧》プロジェクト、今日は「トリオ・ソナタ第4番 ホ短調」BWV528。「6つのトリオ・ソナタ」というオルガン曲集の 4曲目。

第2楽章は聴き覚えがあると思ったら、以前、ヴィキングル・オラフソンがピアノで弾いていた曲だった ♪


BWV528 🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia


この「6つのトリオ・ソナタ」というのは、「2つの独奏旋律楽器と通奏低音の3パート」をオルガンの「右手・左手・足鍵盤」に対応させるという、難易度の高いオルガン曲集。

バッハが、息子のヴィルヘルム・フリーデマンの音楽教育用に作曲したもの。

ヴァイオリン、フルートと通奏低音(チェンバロと、チェロまたはビオラ・ダ・ガンバ)などの組み合わせで、元々の「トリオ・ソナタ」として演奏されることも多い。

第4番の第1楽章は、カンタータ第76番「天は神の栄光を語る」BWV 76の第2部冒頭のシンフォニアから流用したもの。

以上、出典は✏️6つのトリオ・ソナタ(Wikipedia)。


YouTube で聴いたのは Ulf Norberg(1977〜)というスウェーデンのオルガニストの演奏。2015年 3月22日にストックホルムの Hedvig Eleonora Church で録音されたもの。


初めて聴く曲だが、なかなかいい ♪ 第2楽章は、上に書いたようにオラフソンのピアノ演奏で聴き覚えがあるからかも知れないが、第1楽章・第3楽章も気に入った ♪


ピアノ編曲はアウグスト・ストラダル(August Stradal、チェコ、1860〜1930)による。

ストラダルは、ピアニストや教師として活動する一方で、ピアノのために多くの編曲を残している。その対象は 100曲以上を編曲した J.S.バッハをはじめ、自らが学んだブルックナーやリストなど多岐にわたる。

以上、出典は下記。



オラフソンの演奏は下記で、第2楽章 Adagio のみ。


この演奏が収められた CD はこれ(↓)。





ストラダルは全楽章を編曲しているので、全楽章のピアノ演奏を探してみた。

YouTube で見つけたのはこの音源(↓)。


Nacho de Pablo というピアニストの演奏のようだが、あまり面白くない。その上、なぜか 3ヶ所(左・中央・右)から音が分かれて聴こえてきて(声部ごと?)、2〜3台のピアノで弾いているように感じる…(^^;)。

第2楽章以外はあまり弾かれないのかも知れない。


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