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2019年11月9日土曜日

▼ディアベリ変奏曲:少しは進歩しているのか?

前回の近況(練習状況)報告から 2週間近く経ってしまった。いつもは 1週間ごとの報告だが、順調で書くことがないのか?ほとんど進んでないのか?それが問題だ…(^^;)。

ディアベリ変奏曲、気がつくともう 1ヶ月練習している。それにしては、暗譜も半分くらいしか進んでないし、まだ通し練習という段階でもない。やっぱり遅れているのか…。




簡単に言うと、あまり進捗がないのだが、自分自身のための練習記録でもあるので、ここら辺りで状況を整理しておこうと思う。以下、曲ごとの進み具合。


テーマ、ディアベリ作「ワルツ」。これは暗譜もできていて、一応「通し練習」のレベルにはなっている。

問題は、相変わらず出だしの装飾音符がピタッとはまらないこと。とくに繰り返しで戻ってきたときに、どうしてもそこで一旦停止するような感じになってしまう。

ここしばらくは、他の曲の暗譜と反復部分練習に時間を使っているので、テーマは 1回通して弾くくらいになっているが、装飾音符だけは部分練習…。


第1変奏はほぼ暗譜できていて、いちおう楽譜を見ないでも練習できるレベルにはなった。

一番の問題は、曲全体がうまく流れないこと。なんとなくギクシャクしてしっくりこない。原因の一つは f と p そして sf の強弱の変化だと思う。

強弱をつけようとすると、音楽の流れが一瞬止まってしまう。 f から pp から f の(ベートーヴェンらしい)突然の変化がうまく弾けていない。音楽の流れを止めないように、と思うと強弱の幅が小さくなってしまうのだ…。

一つのポイントは大きな音を出そうとして力まないこと、だとは思っているのだが…。

最近聴いたグッチちゃんのリサイタルで、豊かな大音量の魅力に感動して、少しでも真似できないか?などと「邪心」を持ってしまったのも影響しているかナ…(^^;)?


第2変奏は、暗譜はあと一息。裏拍で続くメロディーにもかなり慣れてきた。

フレーズの切れ目で少しルバートして、アウフタクトと裏拍の感じを取り戻しながら弾くようにしているのだが、その効果が出ているのかもしれない…。

後半のちょっとした難所、右手と左手のリズムが変化する箇所(↓)はまだ苦戦中だが、もう少しでクリアできそうな感じにはなってきた。

暗譜ができて、指が迷いなく動くようになれば通し練習に入れる。あと少し…(^^)?




あとで追加した第3変奏は、暗譜はこれからだが、なんとなく弾ける感じにはなっている。ただ、曲(の構成?)が今ひとつつかみ所がなく、どう弾いていいのか悩み中。

短いフレーズが続く作りになっているが、それぞれのフレーズは美しいのだが、それをどうつなげてクレッシェンドしていけばいいのか、まだ試行錯誤中である。

後半に出てくる、8回の左手「ドラ♭シ」の繰り返しもどう弾けばいいのか?…曲の解釈とかどう表現するのか?という問題が解決しないと、練習もうまく進まないのかも…?




第14変奏は、一つは暗譜に苦戦中。左手伴奏の32分音符があったりなかったり、右手の音が動く(64分音符 2個)のがソプラノ・パートだったりアルトだったり…。




楽譜を見ながらある程度弾けるようになっても、暗譜はまったく進んでいない…という状態が続いている。なので、今は暗譜することを中心に練習中。

この曲も、第1変奏と同じで強弱の付け方でやや苦戦をしている。ただ、そもそも「64分音符 2個」から次の音へのリズムが難しいので、強弱のせいで音楽の流れが途絶えるという感じではない。もともとリズムが崩れている…(^^;)?


…という感じで、1ヶ月練習している割には、進み方はあまり芳しくない。前回も書いたが、「11月中には何とかしたい」というのが順当なスケジュール感だろう。

朝晩だいぶ冷える季節になってきたので…、といっても今年は近くにあるイチョウの黄葉がずいぶん遅いような気もするが…、いずれにしても風邪を引かないようピアノも頑張りたいと思う…(^^)♪



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