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2018年11月25日日曜日

▼フランク「プレリュード」暗譜ができないのは…?

セザール・フランクの「プレリュード」(Op.18より)、練習を開始してもう3週間以上経つのに、暗譜がまったく進んでいない。これってもしかして認知症の始まり…(^^;)。

とくに覚えられないのが中間部の後半に出てくるこういう(↓)箇所。作りとしては単純なのに、頭も指もなぜか覚えてくれない。



上の箇所を分解してみると、二つに分けることができる。一つは内声を除いたもの(↓)で、右手と左手の動きが反行(反進行)していて、1小節ごとに2度ずつ下がっている。


これに下記の内声が加わるが、こちらも1小節ごとに2度ずつ下がっている。単純だ…。


なのに、合わせると頭も指も混乱してしまってうまく弾けないし、暗譜もできない。まさか、弾いているときにこの二つを頭の中で合成して弾くなんてことは不可能…(^^;)。

楽譜通りに覚えてしまうしかないんだと思う…。


もう一つ暗譜しにくい理由として、次のような箇所(↓)があるように思う。

赤で囲った部分の左右の音が離れていて、青で囲った部分の和音(二つの音)が右手と左手に分かれている。単純な和音の中の音でもないし…。まぁ、言い訳ですが…(^^;)。



ところで、右手でとるか左手でとるか悩んだときに、ペダルで音が濁るのがイヤで、右手で10度の練習をしようと決めた箇所(↓)だが…。




浜松国際ピアノコンクールで梅田智也くんが弾いている映像を見ると、両手で楽譜通りに弾いていた…(^^;)。音が濁ったりしてないので、ソステヌート・ペダルを使っているのだろうか? とても弾きやすそうで自然な感じだった。

その他のところでも、基本的には楽譜通りに弾いているようだった。作曲家(編曲者)の意図というのもあるだろうから、ホントは「楽譜に忠実」に弾くべきなのだろう…。

ウチのピアノにはソステヌート・ペダルがないので、ハーフペダルとか…? でも、今回は「10度の練習」をしようと決めたので、このままで行こうと思っている。


もう一つ、梅田くんの演奏で弾き方を確認できたのは次の箇所。私は、赤枠の最初の和音が一度でつかめないので、ベースのシの音を先出しして弾いていたのだが、梅田くんも同じ弾き方だった。よかった…(^^)♪



…というわけで、当面の練習はひたすら「暗譜!」である ♪



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