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2018年11月17日土曜日

▼フランク「プレリュード」10度の練習?

練習中のセザール・フランクの「プレリュード」(Op.18から)の指使い(左右のどちらでとるか)、決めるのにちょっと時間がかかったが、なんとか決まった。

…のはいいのだが、右手で10度というのが4か所ほどあって、手が小さい私としてはかなりの苦行?になっている。曲の流れの中でこれをつかむのはかなりきつい…(^^;)。




その4か所が上の図である。楽譜の書き方からすると下の音(内声部?)は左手で弾くのかも知れないが、そうするとベースの音をペダルで伸ばすしかなくなる。

ペダルを使ったときの音の濁りを避けたかったので、やむなくベース音以外は右手で弾くことに決めた。なので、10度の(指を広げる)練習曲にもなっている…(^^;)。

右手だけで弾くと、もう一つ別の問題も出てくる。

メロディーライン(楽譜上段)に対して、下段の副声部の方が途中で3度高くなっているので、右手で3度を弾きながら(通常とは逆に)下の音を際立たせなくてはならない。これは私の技術レベルではかなり厳しい。トライしようとは思っているのだが…。


そして、どうしても指が届かない箇所として残ったのが下記の赤ワクで囲ったところ。とりあえず、一番下のシの音を先に弾いて素早く他の音を押さえるという弾き方でごまかしている。もちろんペダルを使って…。

その前からのつながりがうまく弾けずにちょっと苦労しているが、他の解決方法が見つかっていない。アルペジオにするのはもっと難しいし、しっくりこない…。




…というわけで、譜読みに思ったより時間がかかってしまって、練習開始2週間経ってやっと部分練習に入れそうな状況になった。

ここまで色々と考えながら譜読みをした割には、ほとんど暗譜できていない。以前は、譜読みが終わった段階で少しは覚えていたのだけど…。

「暗譜」しないと弾けない私にとっては、部分練習と並行して覚える努力をしなくてはならない。10度の練習も含めて、しばらくはちょっとした頑張りどころかも知れない。



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