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2018年8月3日金曜日

news: ショパンコンクールの賞金が10万$にアップ?

ピアノコンクールの優勝賞金のトップは、ホーネンス国際ピアノコンクールの $100,000 (カナダドル)だと思っていたのだが、どうやら対抗馬が出てきたようだ。

"The National Chopin Piano Competition of the United States"、つまり米国内の2020年ショパンコンクールでは、1位の賞金は $100,000 に上がるそうだ。同じ 10万ドルでも USドルなので円換算では、ホーネンスの約858万円に対し約1,116万円と上回る…(^^;)。




元の記事と公式サイトは下記。

✏️Chopin Foundation increases top competition prize to $100,000

✏️The National Chopin Piano Competition of the United States


記事によると「ピアニストの稼ぎがプロのアスリートやロックスターより少ない」ことに憤慨しているフシがある。「彼らの才能や努力からしたら、このくらい当然だ」というあたり、いかにもアメリカっぽい感じもする。

前回(2015年)も $75,000 だったらしいので、ピアノコンクールの賞金としては、決して少ない金額ではないが…。

賞金に加えて、1位と 2位は自動的に2020年のショパン国際ピアノコンクールに参加できるようだ。1位は米国内の演奏ツアーもついている。

ちなみに、2015年のこの米国内ショパンコンクールの入賞者は、1位 エリック・ルー、2位 レイチェル・ナオミ・工藤、3位 ジョージ・リー。

ワルシャワのショパン国際ピアノコンクール(本番?)では、エリック・ルーは4位入賞。ジョージ・リーは出場辞退している。


ところで、各国の「ショパンコンクール」とか「アジアのショパンコンクール」とか色々あるみたいだが、どうも位置付けとか状況がよく分からない…(^^;)。

「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」のサイトを見てみると、上のアメリカとはかなり様子が違うし、「プロフェッショナル部門」の金賞賞金は 80万円と慎ましい。

2015年には「日本ショパンコンクール」というのもあったようだが、少なくともサイトはとても地味な印象だ…。


それにしても、本家「ショパン国際ピアノコンクール」の優勝賞金が €40,000(約520万円)なのに対して、そこへの出場権を得られる米国内コンクールの賞金が倍近いというのは…(^^;)。


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