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2018年6月10日日曜日

▼ブラームスのソナタ、超難所に対する創意工夫?

ブラームスのピアノソナタ 第3番 第2楽章、相変わらず悪戦苦闘中。

前回の近況報告《▼ブラームスのソナタ3番2楽章、少しは進んだかな?》で、全体の進み具合を図にして、当面の課題は「テーマ a のヴァリエーション = a' a'' a'''」ということにして、そこを中心に鋭意練習中である。

…なのだが、いまだ手付かずのコーダ後半部が気になってしょうがない。なので、少しずつ譜読みを始めることにした。

ところが、譜読みもなかなか進まない。音符の数が多すぎて和音ひとつ押さえるだけでも時間がかかる。造りも複雑なので、弾いていてもメロディーが聴こえない…(^^;)。

ということで、先に作戦を(半分お遊びモードで?)考えることにした。


まず、コーダ後半の開始部分(↓)。左手オクターブの3連符に合わせて、右手の分厚い和音がポリリズムで旋律を奏でる。その旋律は 1小節おきに内声部(赤い音符)に現れる。





この部分は、まずは赤い音符を省いて練習しようかと思っている。それができてから赤い音符を追加すれば何とかなるのでは?という考えだ。

それもうまく行かなければ、左手だけの練習とか、いくつかの組み合わせでやってみることになるだろう。


このコーダ後半部分は「これでもか!」という感じで盛り上げていく(べき)ところなのだが、その最後の山「超難所」が、10本の指を総動員する次の箇所(↓)。

メロディーの和音も5本指の連続、左手の伴奏も5本指の早い和音連打! こんなの初めてかも知れない。さて、どうやって練習しよう…(^^;)?



練習方法の前に、音符が頭に入らないので鍵盤の絵を作ってみた…(^^)♪

上の楽譜の赤枠部分を「次に押さえるキー」的な絵にしてみたのがこれ(↓)。1の指は青、5の指は黄色と色を変えてある。




絵にすると「なぁ〜んだ…」という感じの、♭付きの「シレシソミ」つまり黒鍵だけのオクターブのメロディーになっていて、和音を構成する音も同じ音しかない、ということが分かった。コードで言うと G♭7かな?

そんなの楽譜から読み取れよ!ということだろうが…(^^;)。


それにしても、5本の指ぜんぶで押さえるというのは、何だか感覚が違う。

指使いは考えようもなく、5本それぞれの指が強制的に拘束されてしまう感じ? …で、脱力が苦手な私の場合、とくに固まってしまう感覚になる。力を逃がす場所がない感じ…?

しかも、それが連続となると、フッと力を抜く「おばけの手」も難しい。とくに左手の高速連打の場合は、どうしたらいいんだろう…('_')?

うちのカミさんのアドバイスは、小指だけ、または親指と小指のオクターブだけちゃんと押さえてあとの指は脱力する、みたいなことだったけど、さてそれができるかどうか?


まぁ、とりあえずは譜読み段階なので、いろいろ試してみようと思っている。

それよりも「テーマ a のヴァリエーション = a' a'' a'''」をまずは弾けるようにしなくては! 暑い毎日に熱い練習が続く…(^^;)?



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