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2014年9月12日金曜日

来年2015年の来日ピアニスト!

「音楽の友」9月号を何気なくめくっていたら、「来日演奏家速報2015」という記事が目に入った。早いなあ!とは思ったが、そういえば今年もあと3ヵ月あまりなのだ…。




※更新(2015.05.24):最新公演スケジュールと曲目は


さっそく「鍵盤楽器」のところをチェックしてみた。相変わらず知らない名前が多い。とりあえず、知っている(名前だけも含む)ピアニストだけメモしてみる。(リンクがあるものはこのブログで紹介したことがある人)

1月
 第14回ルービンシュタインコンクールガラコンサート→入賞者
 ダン・タイ・ソン

2月
 ユリアンナ・アヴデーエワ

3月
 イェルク・デームス
 フランチェスコ・トリスターノ

4月
 アンジェラ・ヒューイット
 エフゲニ・ボジャノフ

5月
 アブデル・ラーマン・エル=バシャ
 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

6月
 ヴァレリー・アファナシエフ
 オリ・ムストネン

7月
 ダン・タイ・ソン

9月
 ピーター・ゼルキン
 ペーター・ヤブロンスキー

10月
 ピーター・ゼルキン
 ポール・ルイス

11月
 アルド・チッコリーニ
 イェルク・デームス
 エマニュエル・アックス
 ゲルハルト・オピッツ
 スタニスラフ・ブーニン
 フランチェスコ・トリスターノ

12月
 アンドレアス・シュタイアー


たぶん、この5倍以上のピアニストが名を連ねている。本当にたくさんの演奏家が日本に来ていることが分かる。

この記事の解説から、いくつかの話題を紹介すると…。

「人生をピアノで語る巨匠」と紹介されているのが、90歳記念ツアーのアルド・チッコリーニと、91歳のメナヘム・プレスラーという人。プレスラーは初めて聞く名前だが、今年4月に庄司紗矢香とのデュオをしたらしい。ご高齢の方もがんばっている。そのほか、ピーター・ゼルキンが68歳、エマニュエル・アックスが66歳。


私の好きなピリスはソロではないようだ。チェロのアントニオ・メネセスとのデュオでベートーヴェンのチェロソナタ、それと若手ピアニストとのデュオをやるらしい。

ヒューイットは、ブラームスのピアノ協奏曲第1番。リサイタルではスカルラッティ、グラナドスなどスペインもの、そしてJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の予定。バッハはいいかもしれない。

アンデルシェフスキのソロ・プログラムは未定、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番は決まっているようだ。この人もちょっと聴いてみたいピアニストである。


この記事で、かなり期待感が感じられたのが、アレクサンダー・ガヴリリュクという30歳のピアニスト。1月に「4年ぶりに待望の来日」とある。2000年浜松国際ピアノコンクールで圧倒的な優勝を果たした人らしい。

プログラムは、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番と、ソロではブラームス「パガニーニの主題による変奏曲」、サン=サーンス《死の舞踏》、リスト《タランテラ》という予定。「ガヴリリュクらしいプログラム」と紹介されている。あとでチェックしてみようと思う。


若手の注目株は、2007年エリーザベト王妃国際音楽コンクール優勝者のアンナ・ヴィニツカヤ(4月)、同コンクール2013年優勝者のボリス・ギルトブルク(3月)、浜コン優勝者のイリヤ・ラシュコフスキー(11月)があげられている。

何人か聴いてみたいピアニストはいるが、財布のひもが許せばというところか。曲目にもよるが…。


最後に、2016年の来日予定も少し載っていた。知っているピアニストでは、アレクサンドル・タロー、ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージ、マルタ・アルゲリッチ、ブーニン、アファナシエフなど。



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