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2014年5月12日月曜日

ピアノ名言集1:ホールには神様がいて…

これまでに読んだ本などの中から、気に入った名言を(勝手きままに…)まとめてみた。第一弾は「演奏」「ピアノを弾く」ということに関連するもの。


もうすぐ飛び立つ?モミジのタネ


◆ホールには神様がいて、…会場の空気や人と一体となって音楽をする。私自身が求めるのは、物理的なピアノ演奏を超えたどこか遠くにあるイメージや思考なのです。



◆(指揮台に立ったときに)その空気を察し、把握できると、「今日はこうしたらいい」という方向性がピンと浮かんでくる。…その空気の中での”音をつかむ”ことが出来たら…。



◆ピアノを弾くというのは、たとえば禅僧のお坊さんが瞑想するときと同じような感じではないか、と思うことがある。…霊感がおりた状態…。

⋯坂上博子 『我が偏愛のピアニスト』(青柳いづみこ)


◆(日本の古来の音楽は、)自然と融和した中で、竹林に吹く風のように奏でられ…。誰のためにでもなく、自らの瞑想と思索のために(笛を)吹く。



◆演奏中は、自分自身のことを考えないで、音楽や作曲家について考えなさい。



◆綺麗な音と正確なリズムと音程、それだけで充分ならコンピュータにやらせておけば良い…。人間にしかできないことをやれ…。音を読むのではなく、楽譜というテスタメント(遺言)に残されたメッセージを読み取って欲しい。



◆ベートーヴェンを伝達する際の最も困難なことのひとつは、まさしく、厳格な思考と感情の深みを結合することです。



◆演奏者の中で作品の構造が、演奏中に知的な思考がもはや不要になるまで、じゅうぶんに内面化されていなければならない。…あたかも曲が私の演奏につれて作曲されていくかのように演奏を進めていくことができる。



◆より強く人生を愛し・感じさせ・理解させるような演奏をする。



◆聞こえない音を音にする。ああそうだ、これだ、なんで今までこんな音がなかったんだろう。




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