ぴあのピアノ♪: Grammy2024ノミネートピアニストはYuja Wang、Awadagin Pratt、Emanuel Ax 等

2024年グラミー賞のノミネートが発表された。クラシック部門はあまり注目されてない？、クラシックピアノのソロとなるとノミネートさえないことも多い…(^^;)。

…かも知れないが、クラシックピアニストの活躍を見たいピアノファンとしては、誰がノミネートされたか…気になるところである ♪

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クラシック音楽は全11分野の11番目。全部で 94部門あるうちの第87〜94番目。その中でピアニストが含まれるレコーディングのノミネートを拾い出してみると…。

90. Best Chamber Music/Small Ensemble Performance

Beethoven For Three: Symphony No. 6, 'Pastorale' And Op. 1, No. 3

Yo-Yo Ma, Emanuel Ax & Leonidas Kavakos

91. Best Classical Instrumental Solo

The American Project

Yuja Wang; Teddy Abrams, conductor (Louisville Orchestra)

94. Best Contemporary Classical Composition

Montgomery: Rounds

Jessie Montgomery, composer (Awadagin Pratt, A Far Cry & Roomful Of Teeth)

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まず目に付いたのがユジャ・ワンの "The American Project"。

1月にこのブログでも取り上げている（↓）。

このときは、YouTube にアルバムが上がっていなかったが、今は全曲聴ける。

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次に「現代音楽作曲部門」にあった "Rounds"（Jessie Montgomery 作曲）というのが気になったので Spotify で聴いてみた。

"Still Point" という CD に入っている 15分弱の作品。

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ピアニストの Awadagin Pratt（アワダジン・プラット、米国、1966- ）という名前は初めて聞いたのだが、シンシナティ大学附属音楽院のピアノ科助教授で、ホワイトハウスで演奏したこともある人のようだ。

この "Rounds" というのはピアノと弦楽オーケストラのための作品なのだが、ピアノの音も弦の響きもなかなかに美しく、現代音楽の嫌なところもなく、ちょっと気に入って 2回続けて聴いてしまった…(^^)♪

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そして、室内楽部門に面白いものがあった。ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』をピアノトリオに編曲したものを、Yo-Yo Ma、Emanuel Ax、Leonidas Kavakos という豪華メンバーが演奏している。

交響曲と違う趣きがあってなかなか素晴らしい演奏だ ♪ YouTube で聴ける。

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一通り聴いてみた感じとしては、この中では Awadagin Pratt が弾いている "Rounds"（Jessie Montgomery 作曲）が、私の一番の「推し」かな…(^^)？

2024年グラミー賞の発表は、2024年 2月 4日の予定。

ノミネートの詳細リストは下記。

ぴあのピアノ♪