ページ

2023年11月17日金曜日

藤田真央、活躍の場は世界:イスラエル、ドイツ、アメリカ、オーストリア…

昨日の記事(↓)を書いているときに気になったことがある。それは、藤田真央くんの名前がなかったこと。

《オーケストラが選んだ日本人ピアニスト 2024〜25:一番人気は角野隼斗くん ♪》

…で、ちょっと調べてみたら、当然!ありました…(^^)。1月に読響との共演もあるのだが、いまや彼は「世界の藤田真央」になっていることを改めて認識した ♪




チェックしたのは公式サイト(↓)のコンサート情報。


ちなみに、ニュースのところで、藤田真央くんの「モーツァルト:ピアノソナタ全集」がドイツの「DER OPUS KLASSIK 2023(オーパス・クラシック賞2023)」の "Young Artist of the Year" に選ばれた…ということを知った。

オーパス・クラシック賞といえば、イゴール・レヴィットとかトップクラスのピアニストが受賞している権威ある賞だ。今更ながら嬉しいことだ ♪



…で、2023〜24シーズンではあるが、2024年 1月には読響との共演で、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を弾くことになっている。指揮者はセバスティアン・ヴァイグレ。

会場は横浜みなとみらいホールとサントリーホール。


ところが、そのあとの予定を見るとほとんどが海外。世界で活躍してくれるのはとても嬉しいのだが、その分、日本で聴ける機会が減ると思うと複雑な心境…(^^;)?

ざっと見てみると…。

1月はイスラエル(テルアビブ等)でイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(指揮:イヴァン・フィッシャー)と共演する。曲はサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番。

7回もの公演があるのだが、戦時下のイスラエル、大丈夫なのだろうか?


2月はヨーロッパ各地を忙しく巡る。

ミュンヘンではバイエルン放送交響楽団(指揮:セミヨン・ビシュコフ)と 3回の公演。曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。

そのあと、ヴィオラのアントワン・タメスティとのデュオ・リサイタルで、スペイン、イタリア、オーストリア、スイスと回る。曲目はシューマン、シューベルト、モーツァルト。

このリサイタルは、3月27日に日本(王子ホール)でも行われる。

そして、ウィーン交響楽団(指揮:アダム・フィッシャー)とのウィーン楽友協会での 2回の公演。曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。


3月も忙しい。

3月2日シュロス エルマウ・ドイツ:リサイタル
  • シューマン:アラベスク 作品18
  • ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
  • プロコフィエフ :ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調作品1
  • シューマン:クライスレリアーナ 作品16

3月7日〜10日ロサンゼルス、 ロサンジェルス・フィルハーモニック(指揮:ドミンゴ・インドヤン)との 3公演。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

3月15日ウィーン:リサイタル
  • グリーグ : 抒情小品集 op. 43 より
  • セヴラック : セルダーニャ~5つの絵画的習作 第2曲 祭り(ピュイセルダの思い出)
  • ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
  • プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.1
  • シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
  • シューマン:クライスレリアーナ ピアノのための幻想曲集 Op.16

3月27日 アントワン・タメスティとのデュオ・リサイタル@王子ホール
3月30日 辻彩奈×佐藤晴真×藤田真央 PIANO TRIO CONCERT@酒田市民会館

一時的な里帰り…(^^;)?


そして、4月以降はまだ決まっていないものもあると思われるが…。

4月18日〜ドイツ 3公演。フランクフルト放送交響楽団(指揮:ダリア・スタセフスカ)とモーツァルトのピアノ協奏曲第23番。

5月6日ドイツ、エルプフィルハーモニー・ハンブルクでのリサイタル
  • モーツァルト:ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K. 333 (315c) 
  • セヴラック : セルダーニャ~5つの絵画的習作 第2曲 祭り(ピュイセルダの思い出)
  • ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
  • プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.1
  • シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
  • シューマン:クライスレリアーナ ピアノのための幻想曲集 Op.16

6月13日〜14日ドイツ 2公演。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮:ルート・ラインハルト)とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(カデンツァ-カール・ライネッケ)。


…ということで、忙しく世界を飛び回っている藤田真央くん。ファンの一人としては嬉しい限りではあるが、ちょっと心配でもある。

体力や健康面での心配もあるが、新しい作品に取り組む時間とか「充電時間」とかあるのだろうか?

将来、大物・巨匠になる「器」だと思っているので、器用に色んな楽曲をこなすだけのピアニストにはなってほしくないのだが…。まぁ、素人の杞憂…かも知れない…(^^;)?



【関連記事】
《藤田真央くん、日本人「お気に入り」ピアニスト No.1!》

《藤田真央くん、音楽事務所 Intermusica と契約 🤗 ♪》2020年

0 件のコメント:

コメントを投稿