久々の「モヤモヤおじさん」の登場である…(^^;)。
このおじさんは、ピアノに関する色んな悩みが溜まってきたときに登場して、頭の中にあるモヤモヤをこのブログに書き散らかすのだ。
今回の「モヤモヤ」はちょっと重症かもしれない…。
一言で言うと「疲れた〜〜〜!」…という感じなのだ。
「人生に疲れた」というほど大袈裟ではない。「ピアノの練習がつらい」という訳でもない。…なのだが、心身ともにエネルギーのレベルが下がっているような気がする。
それは、例えばこのブログの更新頻度にも表れていて、いつもの半分くらいしか記事を書いていない。このネタ面白いから記事にしようかな?…と思っても、「まぁいいか…」となることも珍しくなくなってきた。以前では考えられないことだ。
ピアノに関連する状況(疲れ具合?)をチェックしてみると…。
ピアノの練習、例えば今やっているカプースチンは、たしかに手強いけれど面白い…と思って練習している。ただ、思ったより弾けるかも…と思う一方で、なかなか上達しない自分にときどき「もどかしさ」を感じているのは確かだ。
《鍵盤音楽史:現代》のプロジェクトで、現代作曲家のピアノ曲をいろいろ探索するのは、基本的には楽しい作業である。ただ、中には好みじゃない…というより「聴きたくないなぁ…」と思う曲があるのだが、それもそれほど苦痛?ではないし、問題はない。
オンラインで楽しむピアノコンクールは、今年はあまり好みのピアニストが見つかっていないので、私の中ではイマイチ盛り上がっていないが、それもよくあることだ…。
毎日の趣味活動としては、とくに大きな問題はなさそうだ。
少し「鳥の目」で俯瞰的に見てみると…。
ピアノの練習を始めてから、この年末で丸 10年になる!一つのことに 10年も取り組めば、普通はそれなりの成果がある…はずなのだが…(^^;)。
まぁ、「取り組んだ」と言っても、たかだか毎日1時間の練習を我流で楽しみながらやっていただけなので、ちゃんとした「練習」とは言えないだろうが…。
それでも、たまに少し弾けるようになったかも?…などと思えるくらいには練習した。
問題は、聴いていいなぁ ♪ と思う曲(例えばゴルトベルク変奏曲…(^^;)…)がいまだに弾けないということ。鑑賞曲と練習する曲は違う…と割り切ってはいるのだが…。
もっと問題なのは、弾けそうなレベルの曲であっても、満足できるところまでにはなかなか到達しないこと。このフラストレーションが溜まって「疲れ」につながっている可能性はある。
それと、かなり多くの現代ピアノ曲を聴き始めて、ちょっと感じているのは、有名なピアノ曲に対する「耳タコ」現象…かも知れない。
実は以前から、ショパンの曲については「耳タコ」状態であった。昔は大好きだったショパンのピアノ曲が、いつからか面白くなくなってきた。
より正確にいうと、面白いと思う演奏が極端に減ってきた。定評のあるピアニストの名演であっても、あまり聴きたいと思わなくなってしまったのだ。
もちろん、たまに素晴らしい演奏に出会うこともある。例えば、3年前に聴いたグッチちゃん(Marie-Ange Nguci)のスケルツォには感動した…(^^)♪
…で、何となくではあるが、一流のピアニストが弾く有名な曲であっても、リサイタルなどでよく弾かれる曲については、聴きたいという気持ちが以前ほどなくなってきたような気がするのだ。ベートーヴェンであれ、シューベルトであれ…。
なぜか、バッハとかドビュッシーやラヴェルの曲に関しては、そんなことは感じないので、作曲家や曲によるのかも知れない。
いずれにしても、YouTube などでピアノの演奏を聴いていても、「いいなぁ〜♪」と思う頻度が減っているような気がしていて、それも「疲れ」の遠因になっているのかも…?
ピアノ関連以外にも「疲れ」の原因はあるのだろう。
例えば、本当に身体的な疲れがたまっているとか、年齢による体力の低下とか、安定しない気候による体調の不良とか…。まぁ、どれも否定はしきれない…(^^;)。
あと世の中の状況の影響もあるだろう。出口の見えないコロナ禍、ロシアのウクライナ侵略とそれに続くいろんな不都合なこと、相次ぐ値上げによる暮らしの不安、などなど…。
…とは言え、そんな中で生きていくしかない訳で…。
そんな中で、ピアノというのはむしろ楽しみであったり、気晴らしであったりしたはずなのだが、そのピアノでも「疲れ」を感じるということは、やはり「重症」なのか…😢
疲れたときは、たぶん休むのが一番いい…と思う。
そう思って、「疲れたら休んでいい、そのうちにまた動き始めたくなるのだから…」みたいな意味の名言?かことわざみたいなものがあったなぁ…と思って検索したのだが見つからない。
…で、やっと見つけたのは、さだまさしの歌「立ち止まった素描画(デッサン)」の歌詞だった。これだっけ?…と思いながら、この歌詞もいいなぁと、久しぶりにさだまさしの歌を聴いたりしている…(^^)♪
走り疲れたらお歩き
歩き疲れたらお休み
やがて休み疲れたなら
どうせまた走りたくなるさ
この時期になると来年の "My Piano Life" のことを考え始めたりするのだが、それももう少し後回しにして、場合によっては目標や計画のない "Piano Life" もいいかな?…なんて思い始めているが、さて、どうなることやら…(^^;)?
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ぴあさん、お久しぶりです。モヤモヤおじさんの隠れファンです。可愛いですよね。もしかしてぴあさんご自身のアバター?
返信削除この年末で10年になるんですね。素晴らしい。大きなマイルストーンじゃないですか。
私はこの年末で再開して丸3年です。3年前にブログを始めようと考え始めていた時に、ぴあさんはいつもランキングで不動の1位をキープされていて、陰ながら尊敬しておりました。そして自分のブログを作る際にもすごく参考にさせていただいてました。
ピアノに限らず、習い事というのはどうしても浮き沈みがあるものですよね。何か新しいものを入れると気分が変わるかも。奥様と連弾とか新しい企画はいかがでしょうか?さだまさしの歌のとおり、疲れたら休めばいいだけですよね。仕事じゃないし、自由な趣味ですから。それに10年かけて培われた土台は、多少お休みしても忘れることはないと思います。
Gari さん、お久しぶりです。励ましのコメント、ありがとうございます ♪
返信削除モヤモヤおじさんに隠れファンがいるとは知りませんでした。アバター(分身)的なイラストを選んではいますが、今となってはちょっと若すぎるかも…。本人の髪はもっと白くなってます…(^^;)。
そうですね、来年は少し新しい企画でも考えて、気分を変えてみますかね…。まぁ、年末は何かとやることがあるので気も紛れて、アタフタしているうちに新年を迎えることになるのでしょう…たぶん…(^^)♪