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2021年3月6日土曜日

▼リスト「風景」:難所部分も少しは進歩してきたが…遅い!

リストの超絶技巧練習曲 S.139-3「風景」は 1月30日に練習を開始したので、昨日でちょうど 5週間になる。進み具合としては、そんなに長く練習したとは思えないレベル…つまり遅れている、あまり進歩がない…という感じだ…(^^;)。

一応は暗譜もできて、楽譜を見ないでも練習できるようにはなった。難所の部分も少しは進歩している。…というのが "good news" ではあるが、もう少し頑張らないと!




最後まで残りそうなのが、この部分(↑)。「届かない」問題の箇所。

下の段の「ファ-ラの10度+ ド・ミ♭」は、ff を諦めて f くらいでよしとすれば何とかなりそうだ。「ファ-ラの10度」は上から打鍵することが出来ないので、横(前面)から 5 と 1 の指を引っ掛けている感じなので ff は無理…(^^;)。

問題は、上の段の赤い枠(62小節目)の「ファ・レ・ラ」の 10度のアルペジオ。…というより、そのあとの「ファ・ド・ラ」の和音をつかむこと。これがなかなかうまく行かない。成功確率 20% 程度…かな?

ここはクレッシェンドで盛り上がるところなので、それを言い訳にして?…(かつ、少し前にある stringendo は無視して…(^^;)…)少しテンポを遅めにしてはいるのだが、それでもかなり苦労している。まぁ、練習あるのみ…。


そしてもう一つが、最後の盛り上がるところ ritenuto ed appassionato assai の部分(↓)。

ここは、左手の交差がややきついが、それ以外は物理的?な問題はないので、練習を積めば何とかなるはずだ。少しは進歩している感じはするのだが、まだ気持ちよく弾けるまではかなり時間がかかりそう…。

いま練習しているのは、交差した左手部分の一番上の音を際立たせること。親指なので、比較的やりやすいはずだが、どうも思ったようには行かない。これも練習するしかない。




それから、中間部の Un poco più animato il tempo のところは、かなり連続して弾けるようになってきた(暗譜したからか…?)。

一番最初に挙げた難所の直前までは、あとは「弾き込み」を続ければいいのだろうと思っている。…というか、そう思えるレベルにまでは到達したということだろう…(^^)♪




という感じで、まぁ順調と言えば言えなくもないが、もう少し進歩が早ければとは思う。

それでも、「届かない 10度」問題を初めとして「山また山」と見えていた景色が、少しは見通しが良くなってきたとは言えるだろう。

「箸にも棒にも…」、「鍵盤の端にも?」少しはかかり始めた感じ…(^^;)?



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