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2020年7月9日木曜日

ベートーヴェンのバガテル弾いてみることにした ♪

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》で今聴いているのは、Op.33「7つのバガテル」である。バガテルといえば「エリーゼのために」くらいしか知らなかったが、ベートーヴェンはけっこう沢山の曲を残している。

Op.33 が 7曲、Op.119 が 11曲、Op.126 が 6曲。他に作品番号のないもの(WoO)が 6曲ほどあるので、全部で 30曲はある。

小曲が多く難易度もあまり高くない(文末に一覧表)ので、今年の目標「100曲のピアノ曲を弾く」のために一通り(難しいものは除いて…(^^;)…)弾いてみようと思っている ♪

《My Piano Life 2020の目標:中間地点のチェックかなり苦しい…》




弾いてみようと思ったのにはもう一つ理由がある。音源を調べていると、バガテルを録音しているピアニストが結構いるのである。シュナーベル、グレン・グールド、アリシア・デ・ラローチャ、ブレンデル、コヴァセヴィチ…。

そして、ポール・ルイスがこの 7月20日(日本語版は9月20日)に新盤をリリースする。

✏️ポール・ルイス/ベートーヴェン:エリーゼのために~バガテル集(HMV)

op.33、op.119、op.126 と、WoO 59(エリーゼのために)、WoO 60、WoO 61、WoO 61a、それに幻想曲 op.77 が収録されている。録音は 2018年1月と 2019年1月


ベートーヴェン : エリーゼのために ~ バガテル集 / ポール・ルイス




ブレンデルは、op.33、op.119、op.126 すべてと、WoO 59(エリーゼのために)などを録音している。この CD の演奏はとても気に入ったものの一つだ ♪


BAGATELLEN OP.33,119,126(ブレンデル)




グールドは op.33 と op.126 を録音している。個人的には、もう少し素直に弾いた方がいいかも…と感じた…(^^;)。

ベートーヴェン:バガテル集(グールド)




難易度はそれほど高くないと書いたが、中にはピアノソナタの楽章(候補)として作られたものもあり、決して侮れないようだ。

Op.33 の第3曲が気に入ったので昨日弾いてみた。初見で何とかなって喜んでいたら、あとで難易度を確認したら「9」だった(バガテルの中で一番やさしい)…(^^;)。

28段階難易度で 17 とか 19(ドビュッシー「月の光」レベル)というものもあり、Op.33-7 のように難易度 13 でもテンポが Prest というものもあり、まぁ、弾けそうなものを選んで弾くことになりそうだ…😓


下表にバガテルの難易度をまとめた。📶欄が28段階難易度。備考欄の☆は「あるピアニストの一生」おすすめ曲、★は私のお気に入り曲(これから弾いてみて付けていく)。


番号調📶備考
Op.33-1E♭16
Op.33-2C15
Op.33-3F 9☆★
Op.33-4A13
Op.33-5C16
Op.33-6D12
Op.33-7A♭13
Op.119-1Gm11
Op.119-2C12
Op.119-3D11
Op.119-4A12
Op.119-5Cm12
Op.119-6G15
Op.119-7C19
Op.119-8C12
Op.119-9Am11
Op.119-10A10
Op.119-11B♭12
Op.126-1G13
Op.126-2Gm12
Op.126-3E♭15
Op.126-4Bm16
Op.126-5G10
Op.126-6E♭17
WoO 52Cm121795-1822年(Op.10 mv.3候補)
WoO 54C-Cm
1802年 Lustig-traurig
WoO 56C111803-22年
WoO 59Am
1808-10年 Für Elise
WoO 60B♭
1818年 Zeimlich lebhaft
WoO 61aGm
1825年
Hess 69Cm
1797年(Op.10 mv.3候補)



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