ページ

2020年7月6日月曜日

ショパンの音楽祭にケイト・リウなど2015年入賞者が ♪

ショパン国際ピアノコンクールは来年に延期(↓)となったが、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」は開催されるようだ。規模などは縮小されているだろうが…。

《ショパン国際ピアノコンクール2021スケジュールなど》

今回、初めてライブ配信されるということでプログラムを確認したら、ケイト・リウの名前を見つけて嬉しくなった…(^^)♪ 他にも 2015年入賞者の懐かしい名前が…♪




2015年は国際ピアノ・コンクールの当たり年で、個人的には国際ピアノコンクールというものを、ネット経由ではあるが初めて見て(聴いて)楽しんだ年である。

チャイコフスキーコンクールのリュカ・ドゥバルグもとても良かったが、この年のショパンコンクールでも何人かの「お気に入り」ピアニストを見つけた。

その中で、私の期待度が一番高かったのが 3位に入賞したケイト・リウである。コンクールで弾いた "Andante Spianato and ..."(↓)は今でも一番好きな演奏の一つだ ♪

♪ Kate Liu – Andante Spianato and Grande Polonaise Brillante in E flat major Op. 22 (second stage)


ところが、2017年に肩と腕を故障をしてしばらく休んだりしていたので、ちょっと心配していたのだった。

そのケイト・リウがこの音楽祭に 2度も出演することになっている ♪ これは聴き逃せない! ライブは時差があるので無理としても、録音はぜひ聴きたいと思っている。

🎦 Chopin Institute YouTubeチャンネル

8月18日のリサイタルでは、ヘンデルとシューベルトとショパンを弾く(↓)。8月22日には、ショパンのピアノ協奏曲第2番を弾くことになっている。オーケストラではなく、弦楽四重奏版になっているのはコロナの影響と思われる。




その他、2015年の入賞者では、1位のチョ・ソンジンと 5位のイーケ・トニー・ヤン以外のシャルル・リシャール・アムラン(2位)、エリック・ルー(4位)、ドミトリー・シシキン(6位)が登場する。

《ショパンコンクール:最終結果、1位はチョ・ソンジン…》

《ショパンコンクールの採点表、面白い♪》


その他、知っているピアニスト(↓)だけ見てもとても豪華な音楽祭になっている。

Krzysztof Jabłoński、Nelson Goerner、Kevin Kenner、Nikolai Lugansky、Ivo Pogorelić、Lukas Geniušas、Jan Lisiecki、Szymon Nehring、Dmitri Alexeev、Gabriela Montero、Yulianna Avdeeva など。他にも知らないピアニストが数人。

クシシュトフ・ヤブウォンスキは、リスト/ゴドフスキーの「ファウスト交響曲」というのをやる。聴いたことのない曲だが面白そうだ。ネルソン・ゲルナーのベートーヴェン「エロイカ変奏曲」も聴いてみたい。

ベートーヴェン・イヤーのせいか、何人かのピアニストがベートーヴェンのピアノソナタを取り上げている。ニコライ・ルガンスキーは  Op.101 と Op.109、シャルル・リシャール・アムランは Op.27 の 2曲、イーヴォ・ポゴレリッチは Op.22 など…。

詳しくは下記をどうぞ。

✏️公式サイト /Calendar



【関連記事】
《コロナに負けない音楽祭 ♪ Lucerne、Salzburg、La Roque d'Anthéron》

《ショパン国際ピアノコンクール過去の日本人入賞者など》

《ショパン国際ピアノ・コンクール2015》(まとめ)


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿