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2019年9月17日火曜日

▼当面の練習は「引っかかる箇所」のクリアを優先!

現在、9月末の「ホールで FAZIOLI」に向けて、次の3曲を練習している。

  1. バッハ:イギリス組曲第2番からブーレ
  2. シューベルト:即興曲 op.142-2
  3. ドビュッシー:「レントより遅く」

前回の近況報告で、《▼ピアノ 3曲同時に練習する難しさ…?》ということを書いたが、少し前から練習の方法をなんとなく統一?してみた…。




現状では、3曲の進み具合はバラバラなのだが、通し練習をしているバッハも、部分練習に近いシューベルトとドビュッシーについても、「引っかかる箇所のクリア」というやり方でやってみようと思っている。

例えば、上の図はシューベルトの即興曲の楽譜に「引っかかる箇所」マーク(青いマーカーで囲んだ所)を書き込んだもの。記入してみると、こんなにも引っかかっているのだ!ということが歴然と見えてしまう…(^^;)。

それで、いつもは「暗譜」してから楽譜を見ないで「通し練習」、という感じなのだが、今回は楽譜を見てもいいことにして、無理やり 3曲とも「通し練習」というスタンスで練習してみよう…というわけ…。

3曲とも、この「引っかかる箇所」マークを書き入れて、全体を通して弾きながら、ゲームのように?一つずつクリアしていく…と進んでいくといいのだが…。


で、ドビュッシーの場合、この「箇所」は13ヶ所。

段階としては、「暗譜」は出来ていないものの、もう少しで通し練習に行けるか?というあたりまでは来ている。…と思っている。ペダルも una corda を入れ始めた。

ただ、明らかに「引っかかる箇所」以外にも、和音がさっと押さえられないとか、指が迷いなくスムースに動かないところもあり、もっと弾き込みが必要だと思われる。

最後まで残りそうなのは、やはりこの箇所(↓)。これは重点課題かな…(^^;)。




バッハの「ブーレ」は、引っかかる箇所で言えば、あと 6ヶ所。何となくあと 3ヶ所くらいかというイメージだったが、思ったより多い。

その中で、以前から「難所」ということで苦労しているこの箇所(↓)は「あと一息」というところからずっと抜け出せないでいる。ホントにあと一息と思っているのだが…(^^;)。




シューベルトの即興曲の「引っかかる箇所」は 11ヶ所。ただ、繰り返しが多いので実質的には 6ヶ所くらいか…。

トリオの「暗譜」は「頭では」だいたい覚えたが、指がスムースに動くまでには至っていない。あと、アルペジオをラクに弾くこともなかなかうまくいっていない。

前半の「和音」については、まず素直に脱力して和音を押さえることを意識してやっている。旋律を歌わせてとか思いすぎると、つい手首や指も力んでしまうようなので、当面は「音は勝手に鳴って…(^^;)」という感じで練習している。


…という感じで、まずは「引っかかる箇所」のクリアを目指して、あと 2週間ほど頑張ってみたいと思う。

理想的には、1週間くらいでクリアできて、そのあとは「FAZIOLI で気持ちよく弾く」ための練習、自分のイメージ通りに弾くとか…の練習をしたいと考えているのだが…。



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