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2016年12月20日火曜日

近況:「バッハのアリオーソ」覚えられない…

まず最初に、ラヴェル「クープランの墓」の〈メヌエット〉だが、実は12月17日(土)で一応終わりにした。

自己満足できるところまで行ったとは言い難いが、難所の連続和音がこのところほとんど進歩がみられず、ちょっと限界を感じてきたので、年末を待たずに終了することにしたのだ。やや残念ではあるが…。

それでも、自分には無理かも…と思っていたラヴェルが、一応「練習できる」レベルまで行ったことは、まぁ少しは進歩と言えるかも知れない。…と自分を慰めておこう…(^^;)。


ラヴェルを打ち切ったのにはもう一つ理由がある。

それは、もう一つの練習曲「バッハのアリオーソ」がなかなか暗譜できないので、ちょっと焦ってきているからだ。譜読みを始めてからもう2週間も経つのに…である。

以前は2週間も練習していると自然に?覚えて、楽譜を見る必要がなくなるのだが。たしかに、最近やや覚えが悪くなっている気がしないでもないが…。齢のせい?

以前にもそんなことがあった(↓)が、覚えられる曲とそうでない曲は何か違うのだろうか?




で、これからは「アリオーソ」に集中して練習することになる。現状の練習内容は、暗譜しようとする努力と1ページ単位くらいの反復練習を並行してやっている感じである。




気をつけているのは、右手は何箇所か出てくる「装飾音符」。それと、メロディーのフレージング。苦手分野の一つである「ピアノで歌う」ことがとても重要な(それしかないと言ってもいいかもしれない)曲なので、ここは練習ポイント!

左手は、伴奏としての「ベースと和音」をきちんと弾くこと。とくに、和音を小さな音でいい感じのタッチで弾くこと。


ちなみに、ケンプの編曲したものの楽譜が表示される YouTube の音源を見つけた(演奏もケンプ自身)。

♪ Bach-Kempff - Largo from Concerto in f minor BWV 1056
※追記@2023/05/29:再生不可

これを見ると、いま使っている楽譜(編曲)とはかなり違う(↓)。ケンプ版の方が難しそうだ。伴奏の和音が、メロディーと同じ音域に3段楽譜的に入っている。



楽譜は今のを使い続けるつもりだが、演奏はこれを参考にしようと思っている。


さて、年末までにどこまで仕上がるか?今年最後の曲なので頑張りたいところだが…。



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