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2024年10月22日火曜日

次のピアノ練習曲はシューベルトのピアノソナタ第8番 D 571 に決定 ♪

この一週間ほど、次のピアノ練習曲の選曲をしていた。これまでまったく候補にしていなかった初期のソナタも含めて、シューベルトのピアノソナタをざっと試し弾きした。

選んだのは、最近初めて聴いて気に入って、弾いてみると何とかなるかも?…と思った「ピアノソナタ第8番 D 571」(第1楽章)である。





試し弾きの結果、何とか弾けるかもと思ったのは以下の 5つ。いずれも緩徐楽章。

第1番 D 157 第2楽章
第3番 D 459 第3楽章
第4番 D 537 第2楽章
第5番 D 557 第2楽章
第8番 D 571 第1楽章

自分で感じた「弾けそうなレベル」を「A:弾けそう、B:何とかなるかも、C:難しいがやってみたい」で表記しているのだが、今回はいずれも「C に近い B」という感じ…。

やはりシューベルトは難しい…(^^;)。


選んだ第8番 D 571 嬰ヘ短調はあまり弾かれる曲ではなさそうだし、そもそも第1楽章の途中までしか楽譜が残っていない「断片」だし…。

…とは思ったのだが、マルティーノ・ティリモ(Martino Tirimo、キプロス、1942 - )の演奏を聴いてとても気に入ったので、この演奏を目標に練習してみようと思った次第…(^^)♪



ティリモはややテンポが速く、起伏に富んだ魅力的な演奏を聴かせてくれる。

自分で練習するときはもう少し遅めのテンポで弾くことになりそうだし、こういう盛り上げ方も難しそうなのだが、まぁ、やれるところまでやってみようと…。

最悪、「アルペジオ」の練習にはなりそうだし…(^^;)。

それにしても、単純なアルペジオのパターンに、シューベルトは実にうまく美しいメロディーを織り込んでいて、本当に感心してしまう ♪


本当なら、マルティーノ・ティリモが校訂を担当した「ウィーン原典版」(音楽之友社)を買いたいところだが、今回は IMSLP にあった楽譜(シューベルトが残した「断片」部分のみ)を使うことにした。

「ウィーン原典版」では、ティリモが補筆完成させていて、しかも第2〜4楽章も D 604 と D 570 を使って「完成」させたものが載っている。

昨日から譜読みを開始していて、とりあえずは順調な滑り出し…なのかな?

まぁ、本当に難しいところはもう少し練習が進んで、もう少しテンポを上げたあとに分かってるくのだろうと思う。

やっと秋らしい涼しさになってきたが、この季節にふさわしい曲のような気もしている ♪


なお、《シューベルトのピアノソナタ:難易度・チェック結果》に今回のチェック結果を追記した。



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