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2023年10月12日木曜日

▼バッハ平均律第1巻第6番前奏曲:譜読み完了、指慣らし中…

平均律第1巻第6番のプレリュード(BWV851)、練習開始から 1週間。指使いはほぼ決めて、片手練習を含む部分練習をしているが、今ひとつ進歩が感じられない…(^^;)。




この曲は、最後はテンポ(私にとっては結構速い)が問題になると思っているので、最初から速いテンポを想定して、「指慣らし」?のようなことを意識して練習している。

初めはアウフタクトの意識があまりなく、三連符単位で弾くような感じでやっていたので、ちょっとギクシャク感があったのだが、それはかなり改善されてきた…と思う。


どの位のテンポを目標にするか、参考になるかどうかは別として、プロの演奏を調べてみた。Spotify にある CD の演奏時間を見ると、遅い順にこんな感じ(↓)。

1:46 = バレンボイム
1:43 = キース・ジャレット
1:42 = アンジェラ・ヒューイット
1:30 = エマール
1:26 = リヒテル
1:25 = ポリーニ
1:20 = グールド


バレンボイムとグレン・グールドでは 1.3倍ほどの差だが、演奏を聴いた感じでは 2倍くらいに感じる。余裕のある感じのするバレンボイムの演奏が好きだ ♪

メトロノーム記号に単純換算すると、バレンボイムが「♩= 59」、グールドが「♩= 78」となる。私の目標はバレンボイムの 1.5〜 2倍遅い感じ(♩= 45〜30)かな…(^^;)?


ちなみに、Spotify に表示される再生回数でちょっと面白いことを発見した。再生回数で見ると、このプレリュードはかなり人気があるようなのだ。

例えば、バレンボイムの「平均律第1巻」での再生回数トップ 5 はこうなっている(↓)。

  1. 第1番プレリュード:1,392万
  2. 第2番プレリュード: 607万
  3. 第6番プレリュード: 251万
  4. 第2番フーガ: 170万
  5. 第12番プレリュード: 125万

ちょっと気を良くして、少し真面目に?頑張ろうと思う ♪


それから、並行して進めようと思っている「選曲」の方はまだスタートできていない。

頭の中では色々と(モヤモヤと?)考えているのだが、なかなか「本当に弾きたいピアノ曲」のイメージが固まってこない。結局は、またしても「難しい曲は無理」(難しい曲が好き?)…というのが足枷になっていて、思考が進まない感じだ…(^^;)。

まぁ、もう少しモヤモヤしてみるか…。


アルペジオの練習(ハノン41番「ニ長調/ロ短調」)はテンポアップをテーマに練習中。

比較的弱い音で、軽めのレガートで、滑らかに速く…という弾き方を試している。破綻するまで少しずつ速くしていくことを繰り返して、最後には同じ弾き方でゆっくり確実に弾く…というのをやっているのだが、効果のほどはまだ不明…。


第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが開催中で、Stage II まで終わったが、今ひとつ(私の中では)盛り上がっていない。10人もいた日本人がファイナルに 1人も残れなかった…というのも理由の一つかも知れないが…。ファイナリスト 6人は下記。

Eric Guo カナダ
Martin Nöbauer オーストリア
Piotr Pawlak ポーランド
Kamila Sacharzewska ポーランド
Angie Zhang アメリカ
Yonghuan Zhong 中国


でも、Inaugural Concert のアルゲリッチが素晴らしい演奏を聴かせてくれたので、それだけでも良かった ♪


あとで、藤倉大さんのツイート(↓ ポスト?)で知ったのだが、アルゲリッチは飛び入りで、自分から演奏したいと言って弾いたのだそうだ。こういうのいいね〜(^^)♪




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