バッハのトリオソナタ第4番 BWV528 の第2楽章、練習を開始してから 1カ月。…になるが、このところ実感できるほどの進歩がない…(^^;)。
この 1週間は難所を中心に「暗譜」を試みたのだが、どうも思わしくない。
前回書いた基本フレーズ(上記楽譜の 2段目)のギクシャク感を払拭するため、少し工夫して(意識を変えて)みた。
最小フレーズ(1/2小節単位)の最後の音(一番高い G、F#、E)をできるだけ柔らかく弾いて、次に来る内声部の拍頭の音(C#、B、A#)を意識する。
そうすることで、1/2小節単位に切れてしまう感じをなくし、2小節全体をひとまとまりのフレーズとして感じられるようにする。…というのが「目論見」なのだが…。
「ひとまとまりのフレーズとして感じられる」ためには、まずは「ひとまとまりのフレーズとして弾く」ことが必要なのだが、鋭意努力中…といったところ…(^^;)。
「難所」に関しては「暗譜&弾き込み」という方針で、反復練習あるのみ。まだ先が見えない感じ…かな? しばらく我慢の練習が続きそうだ…😞。
あまりに書くことがないので…(^^;)…この曲のピアノ以外の編曲(演奏)を聴いてみた。
一番気に入ったのは、弦楽三重奏の演奏(↓)。弦の響きもいいのだが、各声部(楽器)の掛け合いなどが分かりやすく、とても参考になる。
それと、ギター編曲もなかなか良くて、元々ギターの曲なのでは?と思うほどしっくりくる。ちなみに、ギター2台の演奏もあったが、私の好みはこのソロ演奏 ♪
意外に良かったのがチェロとピアノの二重奏。チェロの響きが好きなので…ということもあるが、アレンジが自然な感じでいい雰囲気を出していると思う ♪
アルペジオ(ハノン41番)は 「変ト長調/変ホ短調」(♭6個)。
この調を練習し始めて 2週間経つが、「すべて黒鍵」が問題で、ときどきキーを外してしまうのがなくならない。「指くぐり・指またぎ」のときに外すことが多いようだ。
ネット情報やレクチャー動画を見てみたが、役に立ちそうなものが見つからず、とりあえずは意識して練習するしかないようだ。
練習以外では、《鍵盤音楽史》の抜けている時代(「四期」)の作曲家について少しずつ探索を始めた。とりあえず主な作曲家だけ、現代に近い方から時代を遡ることに…。
プロコフィエフとガーシュウィンのピアノ作品を色々聴いてみたが、初めて聴く曲が多いことに改めて驚いている…(^^;)。
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コメント失礼します。中学3年3学期に、音楽の先生の誘いでピアノを始めて今(64歳)に至っていますが、技術的な上達は本当に難しいですね。自身レベルは中の中か下でしょうか。やはり、ミスを少なくして上手く弾くためには基礎的技術が必須と思い1年半ほど前から、ドホナーニの指の練習、金子勝子先生の指セット+ハノン、ジャズのスケール練習を、日々の練習に自分なりに取り入れています。リタイアしたこの時期に指の5カ年計画と題して試行錯誤しながら進めています。結果はどうなるか分かりませんが、少しでも上達した実感を掴みたいと思います。
返信削除ピアノの練習 さん、こんにちは。コメント、ありがとうございます ♪
返信削除基礎練習を毎日、しかも5カ年計画!すごいですね。頭が下がります。
私は基礎練習が嫌いで…(^^;)…曲の中で練習することをずっと続けていました。…が、何となく限界を感じ、去年からハノンをほんの少しずつやっております。スケールだけに1年かけるという「超スロー」ペースですが、少しは効果が上がっていると信じております ♪
「上達した実感」欲しいですね。これを目指してお互い頑張りましょう…(^^)♪
ピア様、早速ご返信をいただいていました。遅くなりましたがありがとうございます。私自身への覚悟でもありますのでご返事させていただきます。指の練習曲は2年半ほど前から、バッハのフランス組曲にしています(背伸びをしています)。ピア様の難易度のページはよく参照させていただいております。
返信削除2、5、6、1、3、4番を2年でやり、今年は1番から1組曲を2ヶ月単位で終えて、6月は3番の後半を弾いています。約1年半、基礎練習をしてきた効果か、左手が少し落ち着いて弾けている気がしております。右利きですので、左手の特に小指、薬指が弱いです。
基礎練習は野球ですと、素振りやキャッチボール、フォーム作りですよね。もう諦めることをしなくてもいい年齢ですので、毎日弾けることが喜びです。また進行状況など(1年後、3年後でしょうか)にご報告させてください。よろしくお願いいたします。
ピアノの練習 さん、こんにちは ♪
返信削除基礎練習はやはり大事ですよね。私ももう少し基礎練習の時間を増やそうかと思います…(^^;)。
「諦めることをしなくてもいい年齢」というのはいい表現ですね。確かに、一日一日ピアノを弾ける喜びを感じながら、気がつくと少しでも進歩が感じられる…そういう Piano Life がいいですね ♪
これからもよろしくお願いします。