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2021年11月12日金曜日

▼ブラームス「間奏曲」Op.116-4 譜読み&部分反復練習中?

ブラームスの「間奏曲」Op.116-4 の譜読みを始めて 1週間。譜読み(曲の概要把握、指使いの決定など)はほぼ順調に進んでいる。

ただ「難所」が気になるので、途中で、つい部分練習をやったりもしている…(^^;)。




譜読みは順調…と書いたのだが、一つ大きな問題がある。それは、この曲を把握できてないこと。…というか、「つかみどころ」のない曲に感じていること…。

ネルソン・フレイレのお手本(↓)を聴くと、決してそんなことはないのだが…(^^;)。

たぶん、弾けてないからだろう。ただ、これまで練習した曲では、弾けてなくても曲のイメージは何となく分かっていたと思うのだが、この曲はちょっと勝手が違う…?


理由の一つは何となく分かっている気もする…。

右手で旋律を弾きながら、左手は何気ない感じでサラッと小さな音で添えるような感じのところが多いのだが、それが出来てないからではないかと思っている。

さらに、右手と左手の関係がちょっと複雑…というか、微妙なズレのようなものがあって、それがさらに難しさを増す原因になっているような気もする。

部分練習中なので、右手と左手の大きさがほぼ同じになってしまっているのと、フレーズがぶつ切りになっていてつながっていないことも影響していると思う。

もう少し練習が進めば、旋律がつながってくると期待している。


…のだが、いくつかの「難所」では予想以上に苦戦中である。

15小節目の 3拍目からのフレーズ(↓)では、「2:3」の左手の 3連符で最初が休符になっただけなのに、これがなかなかうまく弾けない。弾けないと音が大きくなる…(^^;)。

あと、18小節目の右手「ラーソ」と左手 3拍目の「シミシ #シド」がうまくつながらない。この左手の音型はこの曲を特徴づけるモチーフなので何とかしたいのだが…。




そしてもう一つの難所がこれ(↓)。16分音符の速い伴奏+右手のオクターブ和音の連続なのだが、右手と左手のリズム感が異なっている(それが面白いのだが…)ので、さらに難易度が上がっているような気がする。

そして、ここでも 40小節目の「ラーソ」のアルペジオになっている「ソ」と、右手の 3拍目(次のフレーズの開始)がうまくつながらない。アルペジオ自体も苦手だが…(^^;)。




…という感じで、もう少し弾けるようにならないと曲自体の把握もうまく行かないかな?…と思っているので、しばらくは地道にコツコツを続けるしかなさそうだ。

楽譜を見た感じではそれほど複雑な印象はなかったのだが、練習してみると、あちこちに技巧を凝らしたような作り(たぶん…)が感じられる。


おまけ。初めて見た&自信がないので調べた音楽用語。

  • ben legato:十分にレガートで
  • col ped.:ペダルを使って(col pedaleの略)
  • tutte corde:全弦で = tre corde
  • smorzando:だんだん静まって、だんだん弱くしながら遅く、消え入るように 

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