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2021年7月10日土曜日

Bach100: チェンバロ協奏曲第5番 BWV1056 第2楽章は「バッハのアリオーソ」♪

「J.S.Bachの作品100曲を聴く」《Bach100BWV🎧》プロジェクト、今日は「チェンバロ協奏曲 第5番 BWV1056 ヘ短調」。

第2楽章の Largo が「バッハのアリオーソ」として親しまれている。原曲はヴァイオリン協奏曲 ト短調とされているが、これはバッハ自身の作かどうか不明。チェンバロ、ピアノ、ヴァイオリン、オーボエで聴いてみた。


BWV1056 🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia


「急・緩・急」の 3楽章からなる。第1楽章(アレグロ・モデラート)と第3楽章(プレスト)はリトルネッロ形式。

第2楽章(ラルゴ)は「バッハのアリオーソ」として有名で、アルフレッド・コルトー、ヴィルヘルム・ケンプなどによってピアノソロ曲としても編曲されている。また、教会カンタータ BWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」のシンフォニアにも使われている。


オランダバッハ協会の演奏で聴いた。チェンバロは、Siebe Henstra(シーベ・ヘンストラ、オランダ、1958-)という人。


使われている楽器は "Bruce Kennedy, 1989 after Michael Mietke" と書いてあるので、第4番の演奏で使われているものと同じかも知れない。


ピアノの演奏では、やはりグレン・グールドがいい ♪



でも、ピリスさんの優しい演奏もとてもいいと思う…(^^)♪



復元されたヴァイオリン協奏曲ト短調を Isabelle Faust(イザベル・ファウスト、ドイツ、1972-)という人のヴァイオリン、Bach-Collegium Stuttgart の演奏で聴いた。

どちらかというと、チェンバロやピアノの方が好きかも…。





BWV1055R はオーボエで演奏されることもある?ようで、Christian Hommel(クリスティアン・ホンメル、ドイツ、1963-)という人の演奏を聴いてみた。Helmut Müller-Brühl 指揮の Kölner Kammerorchester との共演。

ヴァイオリンよりオーボエの方が、個人的にはしっくりくる感じ…。


ピアノソロ編曲もコルトーとケンプを、両方とも本人の演奏で聴いてみた。いい感じ ♪




ケンプの編曲は昔買った楽譜『バッハ=ケンプ ピアノのための10の編曲』に載っているが、かなり難しいので、すぐに弾く気にはなれない…(^^;)。

※追記(7月10日 16:50)
…というか、《練習曲一覧》を見ていたら、ケンプの編曲ではなく、もっと簡単な編曲で練習していた…ことを発見…(^^;)。


最後に、教会カンタータ BWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」をオランダバッハ協会の演奏で聴いた。ここでもオーボエが使われている。



以上、主な出典記事は下記。



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