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2020年1月17日金曜日

有名なピアノ曲を練習するメリット・デメリット…?

今年は満を持して…と言うわけではまったくなく…(^^;)、ベートーヴェン・イヤーだから何かやらなくっちゃ…と思って、ベートーヴェンの後期ピアノソナタの一つ、第31番を練習している。私の好きな曲の一つ、ピアノ曲の中でも人気が高いと思われる。

有名な作品というのは、情報や音源が多いという大きなメリットがある…のだが…。




今年の初めから練習を開始し、第1楽章の譜読みを終えて部分練習をやっている。

部分練習のためのブロック分け(パターンの分類)をしようと思って、その前に構造分析(アナリーゼ)をやっておこうと考えた。

で、自分で考えてもいいのだが、専門家の意見を参考にした方が早いので、とりあえず図書館にある資料(本)を検索してみた。すると、簡単に3冊の本が見つかった。

どの本も一度は借りた記憶があるが、一通り眺めてみようかと思って3冊とも借りてしまった(…上の写真)。


借りたのはいいが、実はまだ中を開いていない。3冊もあると、目の前に置いておくだけで満足して…(^^;)?…なぜか読む気にならない…?

とりあえず、31番の第1楽章だけなので、そんなにページ数はないと思うのだが…。まぁ、そのうち気が向くこともあるだろうと思って、積んである ♪

練習のためのブロック(パターン)分けは何となく頭の中にある(↓)ので、それほど急がない。…というか、それぞれが難しくてなかなか進んでいない…(^^;)。

  • 「ズンチャッチャッチャッ」の伴奏
  • 「(32分音符*8個)*3拍」のアルペジオ
  • 「変則スケール」みたいな伴奏
  • トリル!
  • その他

…とはいえ、頭の中を整理するためにも、第1楽章のアナリーゼの図は早めに作りたいとは思っている。元理工学部の頭は図解しないと分かった気にならない…(^^;)。


それから、有名な曲は参考にするプロの演奏も多すぎる。YouTube を検索しただけでも、バレンボイム、エレーヌ・グリモー、コヴァセヴィチ、アシュケナージ、ポリーニ、チョ・ソンジン、ブレンデル…といくらでも出てくる。

私の中では、ベートーヴェンのピアノソナタと言えばダニエル・バレンボイムと思っているので、とりあえずはこれをお手本にしてはいるが…。

一方では、いろんなピアニストの演奏を聴き比べてみたいとも思う。それにはそれなりに時間はかかってしまう…。まぁ、楽しい時間ではあるが…。


Beethoven Sonata N° 31 Daniel Barenboim



…ということで、有名なピアノ曲を練習すると、参考にする情報や音源が多すぎて、いろいろ「知りたがり」の傾向がある私としては、時間がいくらあっても足りなくなりそうなのだ…(^^;)。

今のところ、必要なのは情報や知識ではなく「練習!」なのだが…。


以下ご参考。この3冊を読もうと目論んでいるところ…。


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説 (叢書ビブリオムジカ)




諸井誠の ベートーヴェン ピアノソナタ研究(3)第24番~第32番 「人生ソナタ」における完結部と未来への啓示




ベートーヴェンを “読む”(チャールズ・ローゼン著)





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