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2019年10月8日火曜日

ハリソン・バートウィッスルのピアノ曲

9月から現代ピアノ曲を少しずつ聴き始めたのだが、最初に聴いたエリオット・カーターから少し時間が空いてしまった。「ホールでFAZIOLI」とか自分の選曲などであまり余裕がなかったので…。

一応、この記事(↓)で紹介されている作曲家を順番に聴こうと思っていて、今日は、その2番目に出てくるハリソン・バートウィッスルというイギリスの作曲家。

✏️Contemporary piano music?


Harrison Birtwistle(By MITO SettembreMusica)


Wikipedia(上の写真もここからお借りした)によると…。

ハリソン・バートウィッスル(Harrison Birtwistle, 1934年7月15日 - )は、イギリスの現代音楽の作曲家。ランカシャー生まれ。ブラス・バンドに親しむが、やがて作曲に転科。

アレクサンダー・ゲール、ジョン・オグドン、ピーター・マックスウェル・デイヴィス、エルガー・ハワースとともに「マンチェスター楽派」を結成し、主に音楽劇の分野で頭角を現す。

世界的に著名になったのは、オペラ「オルフェウスのマスク」(1984年)により 1987年にグロマイヤー賞を受賞してから。1990年代以降は世界中に多くの弟子を持つようになり、国際的な重鎮と称えられるまでになった。


ピアノ作品はそれほど多くないようだが、とりあえず上の記事に紹介されていた曲で、YouTube にあったものを 2曲聴いてみた。


 Harrison Birtwistle- Harrison's Clocks (Score)

時計の音が刻まれるようなリズミックなフレーズが延々続く 5曲からなる。全部で 25分ほどの作品。微妙に異なる色んなリズムを面白いと思う人もいるかも知れないが、私はただただ退屈だった。何が良いのかさっぱり分からない…(^^;)。


 Harrison Birtwistle - Ostinato with Melody (w/ score) (2000)

2000年に、75歳の誕生日を祝ってピエール・ブーレーズに贈られた曲だそうだ。

4分ちょっとの曲だが、やはり私(ごとき…)にはよく分からない。きっと、ブーレーズはこの良さを十分に理解できたのだろう。現代作曲家同士の "jargon" で…(^^;)?

まぁ、ハリソン・バートウィッスルという作曲家がいかに「重鎮」であっても、とりあえず、私の興味・趣味と重なり合う部分はなさそうだ。


ところで、現代作品を聴く「手引き」に選んだ記事(✏️Contemporary piano music?)だが、筆者が英国人(たぶん…)のせいか、よく見るとやたらにイギリスの作曲家が多い。

16人中 11人が英国人。米国人が 4人、エストニア人が 1人。まぁ、乗りかかった船?なので、このまま続けようとは思うが、他の国の作曲家もそのうち聴きたい。

作曲家 16人のリストは下記。

Elliot Carter (米、1908 – 2012)
Harrison Birtwistle (英、1934 -)
Arvo Pärt (エストニア、1935 -)
Steve Reich (米、1936 – )
John Tavener (英、1944 – 2013)
John Zorn (米、1953 -)
Judith Weir (英、1954 -)
David Lang (米、1957-)
Oliver Knussen (英、1952 -)
James MacMillan (英、1959 -)
Julian Anderson (英、1967 – )
Roxanna Panufnik (英、1968 -)
Thomas Adès (英、1971- )
Tansy Davies (英、1973 -)
Emily Hall (英、1978 -)
Charlotte Bray (英、1982 -)



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