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2019年9月2日月曜日

ブゾーニピアノコンクール:Finalist 6人に日本人 ♪

開催中のブゾーニ国際ピアノコンクール、ソロのファイナルが終わって 12人から 6人に絞り込まれたが、その中に日本からただ一人参加していた桑原志織さんが残った ♪

✏️ブゾーニ国際ピアノコンクール公式サイト




今回は(も?…)時間の関係もあり、数人の演奏しか聴いていない。

桑原志織さんはたまたま 2回聴いている。最初は、ちょっと厳しいかな?という感じだったが、他のコンペチタの演奏を聴いてみて「行けるかも…」と思っていたら、ファイナリスト 6人に入ることができて、まずは良かった ♪

ちなみに、ブゾーニの場合、ファイナルは「ソロ」「室内楽」「コンチェルト」の 3段階があり、そのたびに半分に人数が絞られていく。

桑原志織さんが本当の Finalist になるためには、次の室内楽で 3人に残る必要がある。

Solo Finals(12人): 8/31-9/1
Chamber Ensemble Final(6人): 9/3-4
Grand Final(3人):  9/6


ところで、今回のブゾーニ・コンクール、最初の 27人のコンペチタを見たとき、ロシアのドミトリー・シシキンが優勝候補かな?と思っていたら、ソロ・ファイナルの 12人に名前がなかった。

確認すると、シシキンは辞退したようだった。ちなみに、辞退者は次の 5人。

  • MEHDI BILAL GHAZI Canada
  • JAKUB KUSZLIK Poland
  • LINZI PAN China
  • DMITRY SHISHKIN Russia
  • TONY SIQI YUN Canada

これを見て初めて気がついたのだが、今年 5月の第1回中国国際音楽コンクールで優勝したカナダの Tony Siqi Yun くんの名前もあったんだ…彼も優勝候補だったのに…(^^;)。

《中国国際音楽コンクールの結果:ジュリアードの18歳》


今回、あまり演奏を聴いていないので、とりあえずは日本人の桑原志織さんを応援しているのだが、その他では、たまたま聴いた中に気になるコンペチタが一人いた。

ロシアの 18歳、Valentin Malinin というピアニストだ。聴いたのは「ソロ・ファイナル」の演奏(下記 YouTube 動画の一人目)。

 2019 Ferruccio Busoni International Piano Competition


突出した印象はないのだが、なかなかいい感じでいい音を出している。音楽の流れも素直で好感が持てる。

コンクールのサイトのプロフィールを見ると、2001年生まれで、まだモスクワ音楽院に在学中。マツーエフが主催している若年ピアニスト向けの "Grand Piano Competition"(2018年、第2回)にも出ていたようだ。

聴いたのは 6人のファイナリストが発表される前だったが、残ってよかった ♪


人数も絞られてきたので、この 6人のソロ・ファイナルは一通り聴いてみようと思っている。2人は聴いたので、あと 4人。



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