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2019年5月7日火曜日

▼シューベルトのソナタ14番:やはり Allegro Vivace は大変…

シューベルトのピアノソナタ第14番 D784 Op.143 の第3楽章、全体的に少しは慣れてきた感じはあるが、まだまだ「弾けない」箇所が多い。想定内とはいえ苦戦中…(^^;)。

数日前から、遅くてもいいのでテンポを一定にしようと思って、メトロノームをときどき使ってチェックするようにした。すると、あちこちで「難所」が浮かび上がってきた。

その典型的な箇所が下記。



もともと「このあたり、速く弾くのは難しそうだな〜」と思っていたので、驚きはしないのだが、難所の難しさ加減が予想以上だなぁ…(^^;)…という感じ…。

左手の和音がちゃんと押さえられない…というのももちろんあるが、右手のアルペジオもテンポを上げると格段に難しくなる。

とくに 3つ目の「ドミラド」を「1-2-4-5」の指使いで弾いているのだが、「4-5」が安定しない。これは左手和音の「5-4-2-1」も同じ。


もう一つは、コーダの部分(↓)。



ここは、最初に楽譜を見たときから「ど〜しよ〜?」と思っていたところなので、頑張って練習するしかないのだが、今のところまったく見通し立たず…である。

速く弾けないことに加えて、ペダルの問題もある。ペダルを使わないとつながらないし、使うと音が濁ってしまう。一音ずつペダルを踏むのは「ビブラートペダル」みたいになって、私には無理そうだし…。

こういうのを「途方に暮れる」というのか? あるいは「日暮れて道遠し」…(^^;)?


ちなみに、現在のメトロノーム設定は「MM: 75」。

YouTube で聴いた中で一番ゆっくりしていそうなポール・ルイスの演奏(↓)で、3楽章の演奏時間は 5分44秒くらい。一方、PTNAのピアノ曲事典では 5分となっている。

 Franz Schubert, piano sonata a-minor D 784, Paul Lewis


ポール・ルイスの演奏は、計算してみると「MM: 140」くらいになる。プロの演奏の半分くらいのテンポを目標にしようと思っていたので、「MM: 75」は妥当な線かも…。

やっぱり "Allegro Vivace" は大変だ…(^^;)。


あと「暗譜」の方は展開部で苦労していて、あまり進んでいない。とくに次の箇所(↓)は、シューベルトらしく?つかみどころがなくてなかなか頭に入らない…。

覚えられないことの裏には、どう弾いていいのか分からないという「解釈」の問題、つまり私自身の音楽言語の理解能力の限界があるのかもしれない。




…ということで、「四苦八苦」の状況はまだまだ続きそうだ…(^^;)。



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