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2019年2月21日木曜日

横浜市招待国際ピアノ演奏会っていいかも ♪

一昨日の記事《LFJ2019 ラフォルジュルネのプログラム発表 ♪》で、初めて聞く名前のピアニスト(ゲオルギー・チャイゼ、ナタナエル・グーアン)が 2人とも「横浜市招待国際ピアノ演奏会」の出演者だったというので、この演奏会に興味を持った。

で、調べてみるとちょっと面白そうだし、若手有望株のピアニストを何人かまとめて聴けるのでお得感もある…(^^)♪




去年 2018年の出演者は上のポスターにあるように、ジョージ・ハリオノ、藤田真央、ケニー・ブロバーグ、實川風の4人。

ジョージ・ハリオノという人は知らないが、他の3人は聴いてみたいピアニストだ。ケニー(ケネス)・ブロバーグは、前にセザール・フランクの「プレリュード」のお気に入り演奏を探している時に見つけたピアニスト。
《フランク「プレリュード」のお気に入り演奏を探す ♪》


この演奏会は若手有望株のピアニストを紹介するという趣旨のようで、「35才以下で、国際音楽コンクール世界連盟に加盟しているコンクールに2つ以上入賞実績がある」というのが条件になっているようだ。

これまでの出演者(↓)を見ると、とても興味深い。

✏️横浜市招待国際ピアノ演奏会 これまでの出演者一覧

例えば、1982年の第1回には若い(当時21歳)のローラン・カバッソさんが出演している。→《カバッソさんの「ディアベッリ変奏曲」圧巻でした♪!》

第2回目(1983年)には、24歳の小山実稚恵さん、伊藤 恵さん。第3回には、26歳のジャン=マルク・ルイサダ。第5回(1986年)には、現在「企画委員長」を務める海老彰子(当時33歳)も、31歳のミシェル・ダルベルトとともに登場…。

それから、第12回(1993年)にデイヴィド・ビュクナー(アメリカ, 32)という名前がある。男性だった頃のサラ・デイヴィス・ビュクナーさんだ。(1998年に女性に…)

…と見ていくとキリがないので、知っているピアニストだけ文末にリストアップした。


で、今年は 6人のピアニストを募集していて(↓)、すでに決まっているはずだが、まだ発表はされていない。ちょっと気にしていようと思う。

✏️第38回横浜市招待国際ピアノ演奏会:出演者募集

✏️横浜市招待国際ピアノ演奏会について


横浜市招待国際ピアノ演奏会:
これまでの主な出演者(知っているピアニスト)
年齢は出演当時

第1回(1982)
ローラン・カバッソ(フランス, 21)
第2回(1983)
小山実稚恵(日本, 24)
伊藤 恵(日本, 24)
第3回(1984)
ジャン=マルク・ルイサダ(フランス,26)
第5回(1986)
ミシェル・ダルベルト(フランス, 31)
海老彰子(日本, 33)
第6回(1987)
仲道郁代(日本, 24)
ジャン=エフラム・バヴゼ(フランス, 25)
第7回(1988)
小川典子(日本, 26)
第8回(1989)
アレクサンドル・タロー(フランス, 21)
フィリップ・カッサール(フランス, 27)
第9回(1990)
エリック・ル・サージュ(フランス, 26)
第12回(1993)
デイヴィド・ビュクナー(アメリカ, 32) 
第16回(1997)
ローラ・ミッコラ(フィンランド, 23)
ケヴィン・ケナー(アメリカ, 34)
第17回(1998)
クレール=マリー・ル・ゲー(フランス, 24)
第19回(2000)
フランソワ=フレデリック・ギィ(フランス, 31)
第20回(2001)
セドリック・ティベルギアン(フランス, 26)
第24回(2005)
アンドレイ・コロベイニコフ(ロシア, 19)
第25回(2006)横浜みなとみらいホール
イリヤ・ラシュコフスキー(ロシア, 22)
第27回(2008)
クレア・フアンチ(アメリカ, 18)
第30回(2011)
金子三勇士(日本, 22)
ソン・ヨルム(韓国, 25)
第32回(2013)
萩原麻未(日本, 27)
イリヤ・ラシュコフスキー(ロシア, 29)
第35回(2016)
エフゲニ・ボジャノフ(ブルガリア, 32)


【関連記事】
《LFJ2019 ラフォルジュルネのプログラム発表 ♪》


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4 件のコメント:

  1. ジョージハリオノ君の大ファンの者です。京都で翻訳の仕事をしているのですが、現在英語版しかないジョージハリオノ君のホームページの内容を紹介をさせて下さい。

    ジョージハリオノ君は137年の歴史を持つロンドンの王立音楽大学(ロイヤルカレッジオブミュージック)に歴史上最年少で入学したピアノの天才の1人です。四年間全額奨学金で入学しており、LangLang International Music Foundationというランランが設立した音楽ファンドの2013年ミュージックキャンプにも参加してます。服部財団の採択者でもあり、実力は折り紙付き。

    2016年のジーナバッカウアピアノコンペティションで審査員特別賞を受賞、2016年モスクワでデニスマツエフが主催したグランドピアノコンペティションで3位、他にも2017年Rickmansworth young musicians of the yearで1位獲得など受賞歴多数。

    今イギリスで一番注目されている若手ピアニストです。

    ロシアの曲が得意(本人がロシア音楽大好きでロシア語も話せる)なので、ロシアから招待される事が多く、ゲルギエフやアレキサンドル・スラドコフスキなどロシアの指揮者から気に入られています。

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  2. 貴重な情報、ありがとうございます ♪
    ジョージ・ハリオノ君、何だかすごいピアニストのようですね。グランドピアノコンペティションにも出ていたんですか…。たしかに、検索してみると「天才」という言葉があちこちに見られますね…。
    …というか、2017年に「ゲルギエフ、16歳のピアニスト George Harliono を抜擢 !?」という自分のブログ記事を見つけてしまいました…(^^;)。このときは「若手を抜擢」ということにびっくりしただけで、ハリオノ君の演奏は聴いていないみたいです。我ながら、マヌケでしたね…(^^;)。ご参考→ http://think-think.seesaa.net/article/452307372.html
    とりあえず、YouTube でハリオノ君(15歳の時)の演奏を聴きながらこれを書いていますが、瑞々しくてとても魅力的なワルトシュタイン(ベートーヴェン)ですね ♪ 一度ゆっくり落ち着いて、最近の演奏も聴いてみたいと思います。
    去年の横浜市招待国際ピアノ演奏会、行かなかったことが本当に悔やまれます…。

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  3. こんにちは。以前コメントさせていただいたぷりんです。
    娘が最近ベートーベンのワルトシュタインを弾き出したので、難度はどうなんだろうとこちらを覗いたところ、最新コメントが気になり、読んでいると!なんとワルトシュタインとあるではないですか。すごい偶然です。娘にもハリオノ君の演奏を聴かせます。娘は11歳、ハリオノ君は演奏当時15歳だそうなのでとても勉強になります。しかし難度27。テンペストにすれば?と言うと一蹴されたのがわかりました(笑)。

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  4. ぷりんさん、こんにちは ♪
    偶然にしてもお役に立てたのなら嬉しいです ♪ 11歳でワルトシュタインですか、凄いですね!大人になって始めた、しかも独学・我流の私などが言えることではないですが、本当に羨ましいです…(^^)。

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