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2018年3月13日火曜日

7分で読めるピアノの本(9):吉松隆と西村朗

「7分で読める…」シリーズ第9弾は、日本の作曲家二人をとり上げる。

一人目は吉松 隆。2012年の大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当した作曲家である。ピアノ曲としては「プレイアデス舞曲集」が有名かもしれない。『作曲は鳥のごとく』は吉松氏の音楽(作曲)半生記とでも言える本。

「現代音楽」「鳥の作曲法」「現代音楽からの決別」「調性回帰」など、一人の作曲家の音楽を巡っての悩みや試行錯誤などがとても面白く書いてある、興味深い本である。


もう1冊は、西村 朗の『光の雅歌―西村朗の音楽』

現代音楽批評の第一人者である沼野 雄司氏との対談の形で、西村 朗の音楽の秘密を解き明かす、という本である。作曲家は何を考えているのか、現代において音楽創造はいかになされるのかなど、こちらも興味深い本だ。

なお、吉松 隆と西村 朗とは同年代で友人(ライバル?)関係。『西村朗と吉松隆の クラシック大作曲家診断』といった共著もある。



『作曲は鳥のごとく』
 吉松 隆
 春秋社 (2013/3/19)




*読書メモ*

読書メモ:『作曲は鳥のごとく』(吉松隆)

*感想文*

《本「作曲は鳥のごとく」:現代音楽からの決別》



『光の雅歌―西村朗の音楽』
 西村朗+沼野雄司
 春秋社 (2005/5/1)




*読書メモ*

本「光の雅歌―西村朗の音楽」
西村朗のピアノ音楽



*おまけ*

『西村朗と吉松隆の クラシック大作曲家診断』


《読書メモ『西村朗と吉松隆の クラシック大作曲家診断』》

《音楽の歴史観・進化論?(読書感想)》


『作曲家がゆく 西村朗対話集』


《日本の現代作曲家たち:本『作曲家がゆく』》



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