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2017年11月27日月曜日

吉松隆のピアニスト論:暗譜の時は目のやり場に困る?

楽譜を見ながら弾けない!という私の悩みを書いた昨日の記事《「楽譜を見て弾く」じゃなく「手元を見ないで弾く」!》が思いもかけず注目記事の2位になった(ブログ村 2017/11/27 09:30現在)。久しぶりに頂いたコメントもとても参考になった。

で、そういえばプロのピアニストはどうなんだろう?と何となくネットサーフィン(古い!?死語かも…)していたら、面白い記事を見つけた。古い記事だが、作曲家の吉松隆さんのブログである。(↓下のイラストもお借りした)




この記事にはピアノを弾くことは「椅子に座って鍵盤を弾きながらペダルを踏むこと」などと、ピアノを弾くことやピアニストについての面白い(けどちょっと役に立つ?)話がいろいろ書いてあるのだが、その中に「ピアノを弾く顔」というのがあって、ピアニストはどこを見るのか?についての話がある。

ちょっとだけ引用してみる。


「楽譜がある時は音符を目で追いながら弾けばいいわけなのだが、暗譜の時は目のやり場に困るのも確かだ」

「四六時中ピアノの鍵盤を見ているのも芸がない。というより、せっかく暗譜して指が覚えているのに、あまりその指を見ていると、かえってミスタッチしてしまいそうになるのである」

「かと言って、うっかり横を見たりすると、お客さんと目が合ったりしてしまう」

「そんな時、ピアニストがよくやるポーズが、『上を見る』ことだ」

「というわけで(目のやり場に困るから?)、ピアニストは『目を開いていても、何も見ていない』状態でピアノを弾くわけだが…」


このあたりから、話はピアノを弾いているときの「顔」に移って行くのだが…興味ある方は吉松さんの記事をどうぞ。

まぁ、要するに、プロのピアニストは暗譜も完全で、手元を見る必要もなく、どこを見ていても弾ける、だから上を見たり目をつぶったり、逆に手元を見て集中している雰囲気を出したり?…なんでも出来てしまう、ということなのかな?


吉松さんの結論?(記事の最後の言葉)

「いろいろなピアニストが、様々なスタイルで『椅子に座り』『鍵盤を叩き』『ペダルを踏む』。
 それが、ピアノ。
 そして、それが音楽なのである」


…(^^;)???



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