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2017年9月4日月曜日

選曲週間、迷走中?…でも新しい発見も ♪

9月の初めから、何の方針も候補曲もないままに「選曲週間」を始めてしまった。なので、手当たり次第というか、家にある楽譜で以前候補にした曲などから探している。なので、何というか、候補曲としては変わり映えしない…(^^;)。

何となく考えているのは、《近況:モーツァルト終了&選曲週間?》に書いた下記のぼんやりとしたイメージだけ。


あまり難しくない、比較的短い曲で、1〜2ヶ月の練習で「止まらずに、全曲をコントロールして弾けるように」できそうな曲。かつ、力まずにラクに弾けて、気持ちよく弾ける曲。1〜2ヶ月間練習しても飽きない曲

何となく疲れている?ので、テンポのゆっくりした曲がいい。左手小指の不安(プチ腱鞘炎かも?)もあるので、左手に負担のかかるものや、分厚い和音の曲は避けたい。でも、モチベーションが保てるくらいの「好きな曲」を弾きたい…。


で、まずは《難易度別ピアノ曲(中級)》などを見ながら、YouTube で聴いたり、楽譜を見たり、試し弾きをしたりしている。

和音の多いシューベルト、シューマン、ブラームス、ラフマニノフあたりはちょっと難しいかな?…と思いつつも、シューベルトの即興曲や《楽興の時》などを見てみるが今ひとつピンとこない。シューマンの《森の情景》や《子供の情景》という気分でもない。

これまでに弾いたことのない、アルベニスやスクリアビンやリストに挑戦するほどの気力も湧きそうもない。リストは何曲か試してみたが、好みの曲は見つからず…。


こういうときは、やはり?ベートーヴェンのソナタの緩徐楽章かな?などと思いながら、これまでに練習した楽章を確認してみる。まだ、これだけ(↓)しか弾いていない。

第8番《悲愴》:第1・2・3楽章
第13番:第1・2・3・4楽章(ちょっと怪しい)
第25番:第2楽章
第27番:第2楽章

これらを除いて、《ベートーヴェンのピアノ・ソナタ:チェック結果 ♪》(2015年2月)の候補(感覚的難易度"B"くらい)をざっと見て試し弾きをする。

第1番:第1・2楽章
第3番:第2楽章
第5番:第2楽章
第10番:第1・2楽章
第18番:第3楽章
第19番:第1楽章


この中で、今回「弾きたい&弾けそう」と思ったのは3番の第2楽章(↓)くらい。とりあえず候補曲としておく。




それから、今回新しい発見があった。それはショパンのピアノソナタ第1番の第3楽章 ♪

ショパンのピアノソナタは難し過ぎて、自分で弾く曲としてはまったく考えてなかったのだが…。《ピアノソナタ難易度マップ!》を何気なく見ていて、難易度25なので楽章によってはもう少し低い(ギリギリ私でも弾ける)難易度かもしれないと思い、あまり期待せずに、楽譜を見ながら YouTube を聴いていた。

すると、第3楽章 "Larghetto"(↓)がゆったりとしたきれいな曲で、もしかしたら何とかなるかも!と思ってしまったのだ。5/4拍子というのも新鮮で面白い ♪ で、どうかな〜と思いつつ弾いてみたら、案外行けそうな感じなのだ。




ただ、このあとポリリズムというか、左:右が「2:3」「4:5」「4:9」「2:5」などの組み合わせがめまぐるしく登場し、さらには左手に14連符、7連符、12連符などが出てくるのだ! 聴いていると、そのあたりがショパンらしくてとてもいいのだが…。

一応、将来も含めての「候補曲」くらいにしておこうか…?

ちなみに、このソナタ第1番はショパン17歳くらいのときの作品(習作?)であまり評価は高くないらしい。従って演奏機会もほとんどないようだ。でも、緩徐楽章を中心にわりといい曲だと思うのだが…。


そして、いつかは弾いてみようと思いつつ、私にとっては思ったより難しくて断念しているのが、ドビュッシーの「月の光」(ベルガマスク組曲)、「亜麻色の髪の乙女」(前奏曲)とラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。

今回も少し試し弾きをしてみたが、ちょっと厳しそう。このままいくと、何となく「弾けそうで弾けない3大有名ピアノ曲」みたいになってしまいそう…(^^;)。


そのほか、昨日フォーレの楽譜をパラパラと見て試し弾きをしてみたのだが、もしかしたら無言歌や小品のなかに「手頃な」曲があるかもしれないと思った。あと、メンデルスゾーンとかチャイコフスキーとか? バッハやスカルラッティもまだ見てないし…。

なので、もう少し探してみてから決めようかと思っている。



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