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2017年7月7日金曜日

「ホールでスタインウェイ♪」の反省:次へとつなげるために…

「ホールでスタインウェイ ♪」の日も無事?終えて、そろそろ次の曲を決めたいと思っているのだが、なかなか決まらず悩んでいる。急に暑くなって頭が回転していない?というのもあるかも知れないが…。


暑いといえば、ウチのカミさんも「夏は暑苦しい曲はど〜もね…」「ベートーヴェンとかラフマニノフとかはエネルギー要るからしんどいよね…」なんて言いながら、次の曲を考えているみたいだ。

たしかに、分厚い和音が続く曲とか、パワフルに盛り上げるような曲は、真夏の練習曲としてはしんどいかも知れない…(^^;;)。


それはさておき、次の選曲のためにも「ホールでスタインウェイ」の反省をしておきたい。

目標としたのは、気持ちよく弾いてホールの響きを楽しむこと。そのために、自分でコントロールして弾く、止まらずに弾く、ということを目指したのだが…。結論から言うと、

①要するに「弾けてない」
②止まるクセは治すべし

…という、まぁ当たり前の「反省」になってしまう。


①は気づかないフリをしながら「自己満足」という言葉で自分を納得させてきた。②は、何とかしなくてはと思いつつ、これまで「棚上げ」にしてきた。

両方とも、「趣味のピアノだし、楽しく練習できていればまぁいいか…」という「甘え」?に起因しているのだろう…、堅いことを言えば…(^^;)。


とはいえ、「弾きたい曲を楽しみながら弾く」という基本スタンスは変えたくはない。

例えば、「自分の実力で完全に弾けるレベルの曲だけを、人前で弾いても恥ずかしくないくらい(もちろん止まらない)までに仕上げる」というのを基本方針にすると、練習がつまらないもの(or 苦痛…)になってしまいそうな気がするのだ。

下手で不完全だとは分かっていながらも、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタが自分なりに「弾けた」と思えたときにはとても嬉しかった…(^^)♪ 仮に「エリーゼのために」を完璧に弾けたとしても、たぶん、それよりも何倍も嬉しかったと思う。


またしても「難しいけど弾きたい曲をそこそこで弾く」か「やさしい曲をできるだけ完璧に弾く」かという問題に戻ってしまいそうだが、実はこの問題への私の回答は前者しかないと思っていたりもする。(でも解決はしてない??)

で、とりあえずの結論。

もう一度「ホールでスタインウェイ ♪」をやろうと思う(次は半年後 or 1年後?)。で、そのときに「気持ちよく弾いてホールの響きを楽しむ」ことができるレベルの「仕上がり」を目指すことにしたい。なので、今よりも仕上がりレベルを上げたいと思う。


今回は「一度練習した曲」を「ホールで弾くためにもう一度練習」したわけだが、それを最初からセットで(続けて)やる、というイメージだ。中身としては、

「かろうじて弾ける『自己満足』レベルの仕上げ」+「コントロールして止まらずに弾けるレベルの仕上げ」

という感じ。まぁ、ちゃんとピアノをやっている人にとっては当然すぎること…なんだろうと思う。


…といったことを考えながら次の曲を選んでいるのだが、曲のレベルをあまり下げたくないこともあり、少し悩んでいる。とはいえ、候補としては次の3つくらいに絞られてきた。

①モーツァルトのソナタ
②ベートーヴェンのソナタ
③バッハのコラール前奏曲など


モーツァルトは、いくつか聴いたり試し弾きをしたりして、K.457(14番)かK.570(17番)あたりかなと思っている。ベートーヴェンは、いくつか迷った挙句、やはり夏は暑苦しいから?やめとこうかな?という方向に傾きつつある。

バッハは『バッハ=ケンプ ピアノのための10の編曲』の中から、「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえる」とか「主よ人の望みの喜びよ」などを見ているのだが、ケンプの編曲がちょっと難しくて、どうしようか悩んでいる。

ただ、気持ち的にはバッハのこういう曲を気持ちよく弾けるといいな〜♪などと思いつつ、少し簡単な編曲を探したりもしている。ついでに「G線上のアリア」とか「パッヘルベルのカノン」とかも見ているが、なかなか「ちょうどいい」編曲が見当たらない…。


練習する曲の選び方も、練習の方向性や仕上げのレベルも「ステージ上のスタインウェイで弾くため」という「イメージできるゴール」があると、とても考えやすくなるような気がする。今回の「ホールでスタインウェイ ♪」体験、本当にやってよかった…(^^)♪

早く練習に取りかかりたいので、今日明日中には次の曲を決めたいと思う。



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