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2017年7月8日土曜日

選曲:モーツァルトに決めた♪ソナタ17番(K.570)

昨日の記事《「ホールでスタインウェイ♪」の反省:次へとつなげるために…》をおとといの夜に書きながら、次の曲をどうしようか考えていて…、昨日の夕方の練習で少し真面目に?試し弾きをしてみて、いつまでも悩んでいても仕方ないので「エイやっ!」とモーツァルトのソナタ K.570(第17番)に決めてしまった ♪

モーツァルトは1年ぶりくらいかな?と思って [ピアノ練習履歴2016] を見たら、去年はやってない。で、 [ピアノ練習履歴2015] を確認したら、2015/07/09〜08/08 に第4番(K.282)の第1楽章をやっていた。

ちょうど2年ぶり、しかもまったく同じ時期。やっぱり、夏はベートーヴェンじゃなくモーツァルトなのか…?


今回のお手本は、いくつか聴いてみてピリスさん(↓)にお願いすることにした。モーツァルトは内田光子さんとかピリスさんの演奏が好きみたいだ。

♪ Mozart, Sonata para piano Nº 17, K 570. Maria João Pires
※追記@2023/09/07:再生できません…となる。


ところで、YouTube で面白いものを発見。ヴァイオリンのパートが追加されたバージョン?があるようなのだ。


モーツァルトはこの曲を 1789年2月に「クラヴィーア用のソナタ」として作曲したのだが、死後 1796年に出版された初版譜は「ヴァイオリン付きソナタ」だったらしい。

つまり、初めて世に出たときはヴァイオリン付きだったわけだ。モーツァルトもビックリ!だ…。ちなみにヴァイオリン・パートの作者は不明(モーツァルトではない)らしい。

また、このソナタ、実は「初心者のための小ソナタ」と題されているとのこと。難易度は28段階の17なのに…(^^;)。初心者向けとして有名な K.545 は難易度14。


この曲を選ぶに当たって、ちょっと不安だったのは「飽きるのではないか?」ということ。音符を追いかけるだけの「難易度」という意味ではそんなに難しくない。で、同じようなフレーズが繰り返される。

もちろん、モーツァルトらしいきれいなメロディーなのだが、単旋律が多いので、本当に音楽的な歌うような弾き方をするのはかなり難しいと思う。


で、この曲を選んだ理由としては、一つには昨日の記事に書いたように「ホールでスタインウェイ ♪」のための曲として、自分なりに「ふさわしい」と思ったから。

この曲を(ピリスさんのように?)ホールできれいに響かせることができたら嬉しいのではないか、と思えたのだ。少なくとも「コントロールして」弾けそうな気が(今のところ…)している。


もう一つの理由は、左の小指の痛み(軽い腱鞘炎?)がまだとれないので、ベートーヴェンとかの分厚い和音は避けようと思ったから。

ちなみに、飽きないために、私としては珍しく第1楽章と第2楽章を同時にやることにした。余力がありそうだったら第3楽章も…?

さて、暑い夏を爽やかな?モーツァルトで気分よく過ごせるといいのだが…(^^;)。



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