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2017年5月18日木曜日

近況:スタインウェイで弾くレパートリー??

《ついにスタインウェイが弾ける!♪しかもホールデビュー!??》の記事に書いた、ホールでスタインウェイを弾くのは6月の終わりなので、あと6週間ほどである。

練習の延長であれば(ホールのスタインウェイでいつもと同じ練習をするのであれば)準備はいらないが、「せっかく」とか「もったいない」という言葉がちらつき、何となく何曲か仕上げて?みようかという気になりつつある。問題は選曲である。


私の場合、譜面を見ながら弾くのはできないので、私なりの「暗譜」をする必要がある。これまで、複数の曲を同時に「暗譜」したことはない。

準備期間が1ヶ月と少しということを考えると、新曲は無理だろう。…ということで、これまでに練習した曲(下の表)から比較的何とかなりそうな曲を選ぶことにした。




この表を作ったのは今年の 1月。


そのあとに練習したのは、シューベルトのピアノソナタ第14番の第1楽章とベートーヴェンのピアノソナタ第13番の第1楽章。ベトソナは一応最終楽章まで「練習」しているが、どちらかというと「ピアノ教本代り」に使わせてもらっているので候補にはならない。

この表の「出来」(仕上がり具合の自己評価)の欄が「B」〜「B+」のものを中心に考えてみようと思う。


少なくとも「4期」から1曲ずつと考えると、バロックはバッハ、古典はベートーヴェン、近現代はドビュッシーという感じになるかな? 意外と候補が多そうなのがロマン。どうせならショパンも入れたいけど…などと考え始めると、けっこう選曲だけでも大変だ。

何となく、リサイタルを準備しているピアニストの気持ち?(どんなものか知らないが…)になりつつあるかも…(^^;)。


とりあえず、候補曲を並べてみると…。

バッハ
・平均律のプレリュードのどれか
・フランス組曲の中から
・アリオーソ

ベートーヴェン
・ソナタ8番 第2楽章?
・ソナタ13番 第1楽章
・ソナタ25番 第2楽章

ショパン
・雨だれ

シューベルト
・即興曲 Op.142-2
・「3つのピアノ曲」から D946-2
・ソナタ14番 第1楽章

ブラームス
・間奏曲 Op.117-1

ラフマニノフ
・楽興の時 Op.16-5

ドビュッシー
・アラベスク No.1
・ベルガマスク 前奏曲


今週は、毎日外出で忙しいので、移動途中に候補曲を YouTube で聴いている。聴きながら、こんな難しい曲を本当に練習していたのかと思ったりしている。まぁ、実際には「難所」などは出来ないまま終わっていることが多いと思うが…

聴いていて思ったことが一つある。

無意識のうちに、ホールできれいに響きそうな曲はどれかな〜とか、こっちの方が聴き映え(聴衆受け?)がするかな〜とか、考えているのだ。聴き手はいないので、本当はどうでもよいのだが…(^^;)。


でも、スタインウェイのフルコンサート・グランドピアノで、しかもフタを開けた状態で、ホール全体に音が響く?かと思うと、聴き映えのする、弾き甲斐のある曲をやりたくなるのかもしれない。

少しだけ、ピアニストの気持ち、リストやプロコフィエフなどの派手な曲を選ぶ気持ちがわかったような気がした。(大きな「誤解」かも知れないが…)

まぁ、今週末にピアノを弾く時間ができたら、一通り楽譜と相談してみて、弾けそうなものを優先することに、たぶんなるのだろう。どのくらい忘れているのか心配、というより少しでも覚えているのだろうか?


…ということで、いま練習中のベトソナ13番は今週の金曜日まで(ピアノを弾く時間があれば…)ということにして、土曜日からはこの選曲に取りかかるつもり。出来るだけ早く決めて、まずは「暗譜」の状態を急いで取り戻す必要がある。

なんだか、生まれて初めての「発表会準備モード」?(発表会ではないのに…)になりそうな気がしてきた…。



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