ページ

2017年1月26日木曜日

シューベルトのソナタ14番:練習の登り坂?

シューベルトのピアノソナタ第14番第1楽章、今の練習状況を絵で表すとこんな感じ(↓)?「シーシュポスの神話」の神様の罰ゲーム?



付点音符、オクターブ、トレモロ、この三重苦が重くて、練習して一歩進んだかな?…と思った次の日にはまた元の位置…(^^;)。

この曲に取りかかった当初は「意外となんとかなりそう… ♪」と思っていた(↓)のだが、あの感覚は何だったのか?


あと少しで1カ月になる。ちょっと焦ってきた…かも。この辺りで、気合を入れ直さないとタイヘンだ。


ということで、前回作った曲全体の構成図をもとに作戦を練り直した。といっても、とりあえず1月末の目標設定。




基本的には、提示部はほぼ暗譜できているので、提示部全体を通して弾けるようにすることを目指す。難所1の両手4重音での付点部分は、少し遅めでもいいので弾けるようにしたい。推移部のオクターブのトレモロはもう少し練習が必要。

展開部は、楽譜を見ないでも練習できる程度には暗譜をして、部分練習を継続したい。前半のオクターブの付点での下降音形(スケール)がダイナミックに繰り返されるところ(難所4)は、最後まで残りそうな予感。

少し前から再現部に取りかかっている。第1主題は何とかなりそう。第1主題確保部分の「両手付点」が難所1と同じパターンだが音が違うので「難所6」として追加。第2主題は比較的弾きやすいので暗譜したい。

コーダは、1月末の目標が達成できたら2月から…という感じ。


このところ、少し勉強して、自分なりに弾き方のイメージはできてきたのだが…。




やはり課題は「付点音符」だ!

「3:1」のリズムを刻もうとすると遅くなってしまう。速いテンポをキープしようとすると「なま(鈍)って」しまう、つまり3連符とは言わないまでも「2.5:1」くらいになってしまう…(^^;)。


まぁ、練習あるのみ!なのだろうが、少しずつでも前に進まないとつらい…。

そういえば、シーシュポスはいちおう坂の上まで岩を押し上げたはずだ。そのあと、岩は坂道を転げ落ちるのだが…。

私のシューベルトも、何とか、とりあえず一度はゴールインしたいものだ…(^^) ♪



【関連記事】
《シューベルト:ピアノソナタ14番第1楽章の分析?&練習計画》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿