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2016年8月29日月曜日

近況:ハイドンのソナタの練習方法(作戦)

ハイドンのピアノソナタ(Hob.XVI:34)の第1楽章の練習を始めて10日ほど過ぎているが、進み方は今ひとつ芳しくない。

苦手なパターン(速いテンポとスタッカート)なので、ある程度は予想していたことだが、予想外のところでひっかかっている。


一つには、右手の2声の部分が意外に難しい。3度とか6度なのだが、素直な指使いではうまくいかず、しかもレガート、しかも(最終的には)Presto というテンポ…。指使いを決めるのに苦戦中。

とくに、第2主題(↓)は最初から「難所」認定である…(``)。




ラフマニノフの「楽興の時」で、素直な3度はある程度練習したので、今回はその続きの応用編?と思って頑張るしかない。ちなみに、このとき考えた指の体操(↓)はまだうまくできてないので継続している…。



もう一つは、似て非なるパターン変化がけっこう多い。しかも速い箇所(16分音符のところ)で…。例えば…


とか…


とか…


とか…。

これを一つ一つ指に覚えさせていくのは結構きつい。


で、少し練習の手順を考え始めた。

まず第一にテンポの設定。お手本のいくつかの演奏を聴くと、比較的遅めの演奏で、6/8拍子なので、付点四分音符で「♩.=85」くらい。

なので、最終目標はそれに近づけたいが、当面の目標をその約60%の「♩.=50」とすることにした。メトロノーム設定は「♪=150」としたほうが分かりやすそうだ。そうすると、最終目標は「♪=255」?


スタッカートについては、難しいところは最初はレガート気味で練習して、音と指使いを覚えようと思っている。

ただ、簡単なところと、旋律の中で出てくるスタッカートは最初からその通りに弾くつもり。


それから、問題の「似て非なるパターン」であるが、大雑把に数えてみると、11パターンほどある。これは一つ一つ部分練習で「攻略」していくしかない。ここが、当面の練習の中心になりそう。


あとは、先のことを考えて、少しでも速いテンポに慣れる練習もしたいと思っているが、とりあえずは片手で速く弾く練習をときどきやってみようと思っている。

速く弾いてみると、一度決めた指使いがしっくりこなくて指使いを変えることもあるので、最初から速く弾く練習はやっておいた方がよさそうである。

なんとなく、前途多難…(^^;)?



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