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2014年3月28日金曜日

【ピアノ選曲】初級向けの曲集ご紹介(初見とパターン蓄積のために)

《初級向けの曲集もやることにした→初見・脱力・経験》で書いたように、初級向けの曲集を順番に初見で弾く練習を始めた。


初級向けの曲集を弾く意味

初見の練習に加えて、簡単な(自分のレベルに比較して)曲を弾くことには「いろんなパターン(音・指)の経験を広げる意味」というのがある。

これは、『ピアニストの脳を科学する』という本に書いてあったことを根拠にしている。

「ピアニストはピアノの音を聴くだけで、指を動かす神経細胞が活動する」ということが科学的に確認されており、その能力は「これまでに弾いた・聴いたパターンの蓄積」が効いている、ということである。

つまり、さまざまな音のパターンを弾いた「蓄積」によって、新しい曲を弾くときの「指の自動化」が促進されるということが考えられるのである。


お薦めの初級向け曲集

前回の記事では、私の選んだ4つの曲集を紹介した。(下記再掲)

『ハチャトゥリャン 少年時代の画集』 (初級2:10曲)
『ギロック 発表会のための小品集』 (初級1:19曲)
『グルリット こどものためのアルバム』 (初級1:20曲)
『ギロック こどものためのアルバム』 (初級後半~中級:25曲)


それ以外にお薦めできそうな曲集を3つほど紹介する。

『メンデルスゾーン こどものための小品集』(初級2:六つのこどものための小品集などから9曲)

『フォーレピアノ小品集』(初級2:言葉のない三つのロマンスからなど5曲)

『ギロック 叙情小曲集(改訂版)』(初級2:森のざわめきなど24曲)


簡単な曲をたくさん弾くという練習法方にも効果があると信じて、これらの曲集の全曲制覇にチャレンジし始めたところである。



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