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2014年1月23日木曜日

ショパンの弾き方と難しさ

『ショパンのピアニスム』という本の読書メモを書き終えた。

メモを取りながら、ときどき今練習している曲「ワルツ イ短調」の自分の弾き方が気になってしまう。


例えば、右手は、基本的には簡素なスピアナート的メロディーであり、そこに歌うような装飾音符が散りばめられている。中間部あたりにテンポ・ルバートも必要だと思われる。それを、叩くような音ではなく、柔らかな音で滑らかに弾く必要がある。

左手の和音も、うるさくなく、柔らかではあるがしっかり(音楽を支えるように)弾く必要がある。加えて「ペダリング」である。

上記の本には「低音部の和声を十分保持した上で、高音部に非和声音を含めて豊かに響かせる」と、さらりと書いてある。「言うは易し行うは難し」である。


「ワルツ イ短調」はシンプルなだけに難しい。極端な言い方をすれば、エッセンスだけがポンと置かれたような曲のように思えてきた。

何となく出来上がりのイメージのようなものは見えてきたが、それをどうやって弾くのか…。いずれにしても、「頭でっかち」にならないよう、実践・練習あるのみ!である。



【関連記事】
《「ショパンのピアニスム」:第1章 ピアノ技法の原理(その1)》

《「ショパンのピアニスム」:第1章 ピアノ技法の原理(その2)》

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