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2022年9月6日火曜日

ピアノ発表会向けに新曲を委嘱するというのはいかが?

《鍵盤音楽史:現代》で現代ピアノ曲をいろいろ調べていると、ピアニストが「委嘱」した作品というのが結構目に付く。

例えば、ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲は、ウルスラ・オッペンスというピアニストが委嘱した曲だが、オッペンスは他にも沢山の作曲家に委嘱した曲を初演している。

「委嘱」を調べていて面白い記事を見つけた。ピアノ発表会向けに委嘱した新作を子供が世界初演…なんてことが、意外と簡単にできるかも知れない…という話 ♪



それがこのピティナのサイトにあった記事(↓)。


ここに、委嘱を受けてもらえる作曲家の先生方が紹介されているのだが、驚いたのはその委嘱の「料金」レベル。

少なくとも 10万円単位のお値段かと思っていたら、「1分 10,000円から」とか「初級・10,000円 中級・20,000円 上級・30,000円」とか意外とお安いのだ。


いや、こういう分野の「相場」にはまったく不案内なので、安いか高いか判断できないが、仮に私がピアノ教室の先生だったら、少なくとも検討する価値はあると思う値段だ。

例えば、10周年記念の発表会といった場合に記念になる曲を委嘱する…というのはあるかも知れない。その曲を初演する子供にとっても特別な体験となることだろう ♪


もちろん、曲の「ジャンル」によってお値段は変わるのだとは思う。「子どもむけの小品(発表会向けなど)」と「リサイタル・プログラム向けの高度な作品」ではそれなりに違っていて当然だ。

紹介されている先生方の中にも、「ピアノソロ小品10万円程度から。演奏会用小規模ソロ作品目安15万円程度から…」などと書かれている作曲家もおられる。

最終的には「ご相談」となっている場合が多いので、2〜3万円のつもりで相談しているうちに、いつの間にか 10万円近くになった…ということもあるのかも…(^^;)?


まぁ、私の場合、まったく縁遠い世界なので(個人でピアノ曲を委嘱するなどということはありえない…)、「委嘱って意外と安いな〜」というちょっとした驚きからのちょっとした「妄想」でした…(^^;)。

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