ページ

2020年12月21日月曜日

BTHVN op.128: アリエッテ「くちづけ」ベートーヴェンのユーモア?

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》、今回は Op.128 アリエッテ「くちづけ」"Der Kuß" イ長調(1798-1822:28-52歳)。

ベートーヴェンのユーモラスな一面を感じる楽しげな小品…(^^)♪


Op.128

🎼 List of works by Ludwig van Beethoven


この作品の自筆総譜には1822年12月の日付があり、1825年初頭に初版された。ただ、最初のスケッチは 1789年とされている。

詩は 1758年に出版された「楽しいリート集」(クリスティアン・フェリックス・ヴァイセ:1726~1804)に収録されていたもの。

少年が大好きな少女に首尾よくキスしたことが得意げに語られる内容(↓)。
 
「僕ただ一人がクロエのそばにいたんだ、そこでキスしようとしたら、彼女は叫ぶから、って言ったんだ。でも僕は無理やりキスしたんだ。叫ばれなかったかって? そりゃ、もちろん叫ばれたよ。でもさ、ずっと後になってからね」
 
楽譜には、ドイツ語で「生き生きと、でもあまり速すぎずに、そして、ちょっとふざけたように」という指示が書かれている。



ペーター・シュライアーが、ベートーヴェンの指示通りに歌っていて楽しげ ♪



【関連記事】




  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿