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2020年12月20日日曜日

BTHVN op.123: ミサ・ソレムニス、アーノンクールで聴いてみた ♪

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》、今回は Op.123「ミサ・ソレムニス」"Missa solemnis" ニ長調(1819-23:49-53歳)。

本当に久しぶりに(おそらく学生時代以来…)聴いた。ほとんど覚えてないかと思ったが、聴き始めると結構思い出す♪ 合唱曲(宗教曲)もたまに聴くといいものだ…(^^)♪


Op.123

🎼 List of works by Ludwig van Beethoven


この作品は、ルドルフ大公の大司教就任祝いとして書き始められたが、就任式には間に合わず、その後次第に構想が広がって完成までに 5年間を要した。

通常の、教会で演奏されるミサ曲とは異なり、より豊かな内容を含む交響曲的なミサ曲である、というのが一般的な見方である。

"Kyrie" の冒頭には "Vom Herzen―Möge es wieder zu Herzen gehen"(心より出で ― 願わくば再び心に帰らん)という言葉が記されている。また、"Agnus Dei" の後半には「内的な平安と外的な平安を祈りつつ」という言葉が記入され、戦争を暗示するような部分も登場する。

ワーグナーはこのミサ曲を「真正なベートーヴェン的精神を持つ、純粋な交響曲的作品」と評した。ベートーヴェン研究家のパウル・ベッカーも「音楽家として自身の深く自由な思想を、単なる歌詞の意味を超越した音楽によって表現した」と語っている。

以上、主な出典は Wikipedia

なお、下記に詳細な解説が載っている。



沢山の演奏があるので「名盤・名演奏」の類の記事をパラパラ見ていたら、ちょっと気になる記事(↓)があった。


「2016年3月5日にその86歳の生涯をとじたアーノンクールが、自らの音楽人生の総決算と考え発売を熱望していたベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』。2015年7月(4日~6日)、グラーツのシュティリアルテ音楽祭におけるライヴ・レコーディングです」

その後、7月22日にザルツブルク音楽祭で、メゾソプラノ以外は同一メンバーで「ミサ・ソレムニス」を指揮したのがアーノンクールにとって生涯最後の演奏となった。

その CD がこれ(↓)。

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(2015年ライヴ)




この CD を聴きたいと思ったのだが、Spotify は途中 CM が入る(無料コースなので…(^^;)…)ため、YouTube でアーノンクールが指揮した演奏(たぶん 2012年)を探し出して聴いた。素晴らしい ♪

演奏は下記。

Marlis Petersen: soprano
Elisabeth Kulman: alto
Werner Güra: tenor
Gerald Finley: baritone

Royal Concertgebouw Orchestra
Conducted by Nikolaus Harnoncourt



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