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2020年10月9日金曜日

藤田真央くんインタビュー:シューマンやピアノの音色を語る ♪

N響のニュースに藤田真央くんのインタビュー記事が載っていた。真央くんらしい素直な語り口で、いい感じでシューマンやオーケストラとの会話などについて語っている。真央くんのピアノの音色の美しさの秘密もちょっとだけ…(^^)♪


「シューマンには自然に感情移入できます」
―「NHK交響楽団11月公演」で披露するシューマン《ピアノ協奏曲》の魅力

(下の写真もこの記事からお借りしたもの)



私自身のピアノ練習は、素人の「下手の横好き」でしかないのだが、それでもピアノの音の響きの美しさには「こだわり」みたいなものがあって、プロのピアニストを聴くときも一番のポイントは「音の美しさ」である。

自分でも美しい音が出せればいいなぁ〜と思うのだが、それはまた別の話…(^^;)。


…で、このインタビューの中で、ピアノの音色にちょっとだけ触れている部分がある。どうすれば、真央くんのような美しい音色が出せるのか、ずっと興味があったので、自分自身の参考になるかどうかは分からないが…一応メモしておく ♪


真央くんのオリジナリティあふれる解釈をどうやって生み出すか聞かれたときの答え…。

作品の時代背景を調べて、どう歌うべきか考えていくこともあれば、和音を手がかりに考えていくときもあります

基本的には、低音(バス)から考えて音楽を構築していきます。これは、師事している野島稔先生からいつも言われてきたことです。バスとメロディの距離をはかって、どんな響きが必要かを考えること。また、音が何度上下するのか、それによって音色をどう変えるか。一音一音、緻密に考える大切さを教えていただきました

もしかすると私の演奏は突拍子もなくて、その場限りの気分で弾いていると思われているかもしれませんが(笑)、そのほとんどは一音ずつ考えて、作り上げたうえで弾いているものなのです


いやいや「突拍子もない」などとはまったく思ってないですが…。「バスから考えて」「バスとメロディの距離をはかって」「どんな響きが必要か」…という緻密な作業を行った上で作り上げた「音」なのだと聞いて、ちょっと感心してしまった。

素人考えで、なんとなくピアニストが持って生まれた「感性」なんだろう…と漠然と思っていたのが恥ずかしい…(^^;)。


バス(ベースライン)が大事なのは、頭では理解しているつもりでも、実際に弾くときに「バスとメロディの距離をはかって」その響きを考える…など思いもよらなかった。

まぁ、考えたとしても、理想的な響きをイメージできたとしても、イメージ通りの音を出すのは至難の技だろうけれど…(^^;)。


ちなみに、N響とは初共演ということになるようだ。コンサートは 11月14・15日、NHKホールで行われる。指揮者は若手の熊倉 優。

真央くんは小さい頃から「N響アワー」を観たり、NHKホールにコンサートを聴きに行っていて、N響との共演は「夢」だったようだ。

真央ファンの一人としては、すでにそれ以上の夢を実現していて、もう「世界の藤田真央」になりつつあると確信しているのだけれども…(^^)♪


《藤田真央くん、音楽事務所 Intermusica と契約 🤗 ♪》

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